塗り方について

Frequently Asked Questions
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キシラデコールシリーズや
キシラデコール

Q. キシラデコールの塗装や仕上げで、特に注意しなければならない点は?
A.

1. 塗装効果を上げ、仕上げをよくし長持ちさせるには、木材の乾燥度合いが重要なファクターです。
塗装前の木材の含水率は18%以下としてください。含水率の測定は木材用含水率計で測定してください。乾燥度合いが不十分な場合、キシラデコールに含まれている有効成分が木材の内部まで浸透出来ず、キシラデコールの防腐・防カビ・防虫効果を十分発揮出来ません。

2. 針葉樹材の場合
針葉樹材(ソフトウッド)は材質が柔らかいため、吸い込みがよい部分では顔料濃度が高くなりやすく、着色ムラができやすくなります。無色のキシラデコールカラレス(#101)で下塗り(50g~100g/m2程度1回塗り)してから有色のキシラデコールを2回塗りすることをおすすめします。

3.広葉樹材の場合
広葉樹材(ハードウッド)は材質が硬いため塗料の吸い込みが余りよくありません。木材中に十分浸透させて効果を発揮させるにはキシラデコール有色3回塗りをおすすめします。

Q. キシラデコールを薄めて使用してもよいでしょうか?
A.

1. 他の塗料との混合やシンナーなどでうすめると、キシラデコールの性能が著しく損なわれるので絶対に避けてください。

2. キシラデコールカラレス(#101)と混合して使用することは、耐候性が低下するためお避けください。

Q. キシラデコールを塗る前には下地の調整が必要でしょうか。
A.

塗る面の汚れやごみをウエス(ボロ布)などでしっかり拭き取ってください。また、塗装面全体にかるくサンドペーパーをかけておくと塗料が均一につきやすくなり、着色ムラを防ぎます。汚れがひどい場合は、水拭きか水洗いしてください。

水洗いの後、木材を乾燥させてください。 ワックス及び塗膜のついている塗装面にはキシラデコールは塗れませんので、必ずサンドペーパーなどで完全に取り除いてください。

Q. キシラデコールやすらぎ(#120)は、キシラデコール有色品との混合はできますか?
A.

キシラデコールやすらぎ(#120)は、キシラデコール有色品と混合することが出来ます。
キシラデコール有色品と混合することによって、標準色よりも明るい色に仕上げることもできます。

Q. キシラデコールを調色するとき、他メーカーの塗料と混ぜて使っても問題ないでしょうか?
A.

キシラデコールを調色する場合、キシラデコールどうしの混合はできますが、他メーカーの商品との混合は絶対にさけてください。

他の塗料との混合や溶剤による希釈は、塗料の変質(粘度上昇、ゲル化、固化、撹拌後の顔料分散不良、異臭など)および性能低下(着色ムラ、乾燥不良、経時変化による色落ちなど)を起こし、トラブル要因となります。

Q. ツヤ出し塗料は、キシラデコールやキシラデコールやすらぎ(#120)の上に塗れますか?
A.

キシラデコールやキシラデコールやすらぎ(#120)への上塗りはおすすめしておりません。その理由は下記の2つです。

  • 1. 塗り替え時には、剥離していない塗膜も含め全ての上塗りしたクリアー塗膜を剥離してから再塗装する必要があり、メンテナンスに非常に手間がかかります。
  • 2. 上塗りした結果、木材への空気や湿気の自由な出入りが塞がれます。そのような仕様では、キシラデコールを塗装する意味合いが薄れてしまいます。また、通気性が損なわれることにより上塗りクリアーが塗膜のワレやハガレを引き起こす可能性があります。

ただし、キシラコールの仕上げでどうしてもツヤを出したい場合は、クリヤーラッカー、ポリウレタンクリヤー、ワニスなどのご使用は可能です。その際は、キシラデコールが十分乾いてから(少なくとも24時間以上置いてから)塗り重ねてください。

Q. キシラデコールの塗り替えは何年を目安にすればよいでしょうか?
A.

キシラデコールの1回目の塗り替えは2~3年後、以降は5年毎を目安として再塗装してください。ただし、条件によって異なりますので期間を保証するものではありません。

キシラデコール、キシラデコールやすらぎ(#120)の塗り替え時期は、建物の立地条件、とくに気候と地形によって異なりますが、次のような状態になったときに塗り替えてください。

  • (1):汚れが著しくなったとき
  • (2):退色が激しくなったとき
Q. キシラデコールやすらぎ(#120)のメンテナンス方法は?
A.

屋外木部塗装には定期的なメンテナンスは不可欠です。特にキシラデコールやすらぎ(#120)は有色のキシラデコールと比べて汚れが目立ちやすいため、通常のメンテナンスとして塗装面をこまめに清掃し、汚れを落とすことをおすすめします。 キシラデコールやすらぎ(#120)の塗り替えメンテナンスには次の3つの方法があります。

  • 1. 再度キシラデコールやすらぎ(#120)で仕上げる場合は、塗装面を清掃(汚れ、変色が生じている場合は漂白、水洗い、乾燥を十分に行う)後、キシラデコールやすらぎ(#120)を塗装してください。
  • 2. キシラデコール有色品で仕上げる場合は、塗装面を清掃後(特に汚れ、変色が大きい場合は漂白、水洗、乾燥を十分に行う)お好みの色のキシラデコールを塗装してください。
  • 3. キシラデコールコンゾランで仕上げる場合は、塗装面を清掃後お好みの色のキシラデコールコンゾランを塗装してください。
  • ※ メンテナンスの目安については塗装面や塗装部位によって大きくことなります。詳しくは、カタログ及び塗り板見本帳をご参照ください。

キシラデコールアクオステージ

Q. キシラデコールアクオステージの塗り替えは何年を目安にすればよいでしょうか?
A.

5年を目安に塗り替えを行ってください。ただし、建物が建っている土地の自然地理条件、とくに気候と地形によって異なりますが、次のような状態になったときに塗り替えてください。
(1):汚れが著しくなったとき
(2):退色が激しくなったとき

Q. ツヤ出し塗料は、キシラデコールアクオステージの上に塗れますか?
A.

キシラデコールアクオステージへの上塗りはおすすめしておりません。その理由は下記の2つです。
1. 塗り替え時には、剥離していない塗膜も含め全ての上塗りしたクリヤー塗料を剥離してから再塗装する必要があり、メンテナンスに非常に手間がかかります。
2. 上塗りした結果、木材への空気や湿気の自由な出入りが塞がれます。そのような仕様では、キシラデコールアクオステージを塗装する意味合いが薄れてしまします。また、通気性が損なわれることにより上塗りクリヤーが塗膜のワレやハガレを引き起こす可能性があります。ただし、キシラデコールアクオステージの仕上げでどうしてもツヤを出したい場合は、水性タイプのクリヤー塗料のご使用は可能です。その際は、キシラデコールアクオステージが十分乾いてから塗り重ねてください。

キシラデコールコンゾラン

Q. キシラデコールコンゾランを塗る前には下地の調整が必要でしょうか。
A.
  • 1. 新しい木材の場合は、サンドペーパー、ブラシ、ボロ布でごみ、ほこりなどを除去してください。表面が平滑な場合はサンディングなどで目荒らししてください。
  • 2. ヤニや油分の多い木材は、ラッカーシンナーやアルコールで表面のヤニや油分を拭き取ってください。
  • 3. キシラデコールの塗装面は、サンドペーパー、ブラシ、ボロ布、皮スキ、ダスター刷毛等を用いて木地面のぜい弱層、ごみ、ほこり、カビ、藻などを除去してください。必要に応じて、漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム水溶液等)でカビ等を除去してください。
  • 4. キシラデコールコンゾラン塗装面の塗り替えの場合は、ぜい弱な塗膜(フクレ・ハガレ)や木地面の劣化部位は除去し、活膜の表面はサンドペーパー(♯120~240)で目荒らししてください。
  • 5. 他の塗料塗装面(ペンキ、ニス、ワックス、サンディングシーラー)などの旧塗膜が残っていると密着不良を起こすことがありますので、サンディングなどで完全に塗膜を除去してから塗装してください。
Q. キシラデコールコンゾランをうすめたり、他メーカーの塗料を混ぜて使用してもよいでしょうか?
A.

キシラデコールコンゾランどうしを混合し、お好みの色をつくることは可能ですが、他の塗料や水などでは薄めないでください。

Q. キシラデコールコンゾランの塗り替えは何年を目安にすればよいでしょうか?
A.

キシラデコールコンゾランを標準塗装仕様通り塗装した場合、5年を目安に塗り替えを行ってください。
但し、立地条件により塗り替え時期が早くなることもあります。
剥がれや、汚れなどの症状が出ましたら、塗り替えをしてください。

Q. キシラデコールコンゾランについて、塗膜をどうしても剥がすことができない場合は?
A.

塗膜の除去作業後、やむを得ず旧塗膜が残った場合は、キシラデコールコンゾランの密着性を向上させるため粗めのサンドペーパー(P120~P240)で目荒らししてから塗装してください。その際、旧塗膜との密着性を確認するため、試し塗りを行ってください。

Q. キシラデコールコンゾランの上にニスなど艶出し塗料は塗れますか?
A.

キシラデコールコンゾランの上からニスなどを塗ってつやを出すことはお避けください。

キシラデコールインテリアファイン・キシラデコールインテリアファイントップコート

Q. キシラデコールインテリアファインを塗装する前に塗装面の研磨は必要ですか?
A.

素地を研磨せずに水性塗料を塗装するとケバ立ちを起こし、逆目の部分が塗料を吸い込み、特にキシラデコールインテリアファインのようなステインタイプではザラつきや色ムラを生じます。

素地調整としてサンドペーパー(木材の状態により、#120~#240程度)で研磨、仕上げ塗装の前に再度サンドペーパー(#400)で研磨して、塗装面を平滑にしてから塗装してください。

※ザラつき、色ムラの防止のため素地の研磨を怠らないでください。

キシラデコールUA

Q. キシラデコールUAは着色剤の上にクリアーが必要ですか?
A.

白華現象を抑えるために必ず着色剤の上にクリアーを塗装してください。着色剤にも白華現象抑制効果はありますが、トップにクリアーをかけることでより白華現象抑制の効果が期待できます。

Q. キシラデコールUAクリアーは薄めて使えますか?
A.

使用する塗装器具の種類(刷毛等)や、夏場に乾燥速度が速いと感じた時、冬場に作業性が重いと感じた時は、塗料用シンナーで20%まで希釈しての使用が可能です。

コンゾラン(家庭用)

Q. コンゾランは床面やウッドデッキ、ベンチなどに使用出来ますか?
A.

コンゾランの塗膜は柔軟性、通気性、密着性に優れる反面、その特性上塗装後はべとつき感が残り、コンゾランで塗装した床を歩いたり、ベンチに座った場合やテーブルなどを置いた場合に密着することがあります。このため、デッキ等の床面やコンゾランを塗装した塗面同士が触れる箇所などは接着することがありますので、お避けください。

水性キシラデコールエクステリア

Q. 塗料や塗装直後の色が色見本と違って見えるのですが。
A.

一般的に、水性の木材保護塗料は、塗料そのものの色や濡れ色が乾燥後より白っぽく見えるという特性がございます。乾けば色見本と同じ仕上がりになりますのでご心配はいりません。

Q. 塗り替えの時期は?
A.

第1回目の塗り替えは、2~3年後、以降は5年ごとが目安になります。
新材や材質の硬い樹種、含水率の高い木材は塗料の吸い込みが悪いため、初回の塗り替え時期が早くなります。

Q. どんな木材にでも塗れるのですか?
A.

試し塗りで明らかに塗料が染み込まない木材への塗装はお控えください。難燃材、不燃材などへの塗装は薬剤が表面に出てきて、木材が汚れるおそれがあるため、塗装をお避けください。南洋系硬質材などへの塗装は浸透しにくく、乾燥遅延が起こる可能性がありますのでご注意ください。必ず試し塗りを行い、確認してから塗装してください。乾燥が著しく遅い場合は、塗装をお控えください。

〈南洋系硬質材の例〉イペ、チーク、ジャラ、アゾベ(ボンゴシ)、アサメラ、セランガンバツ、ウリン(ベリアン)、マサランデューバなど

水性キシラデコールウッドコート

Q. 塗料や塗装直後の色が色見本と違って見えるのですが。
A.

一般的に、水性の木材保護塗料は、塗料そのものの色や濡れ色が乾燥後より白っぽく見えるという特性がございます。乾けば色見本と同じ仕上がりになりますのでご心配はいりません。

Q. 塗り替えの時期は?
A.

第1回目の塗り替えは、5~6年後、以降は6年ごとが目安になります。

新材や材質の硬い樹種、含水率の高い木材は塗料の吸い込みが悪いため、初回の塗り替え時期が早くなります。

Q. どんな木材にでも塗れるのですか?
A.

試し塗りで明らかに塗料が染み込まない木材への塗装はお控えください。難燃、準不燃、不燃などの加圧注入処理木材は、薬剤の析出、塗料のはじき、塗膜の汚染や密着不良などのおそれがありますので、塗装はお避けください。南洋系硬質材などへの塗装は浸透しにくく、乾燥遅延が起こる可能性がありますのでご注意ください。必ず試し塗りを行い、確認してから塗装してください。乾燥が著しく遅い場合は、塗装をお控えください。

〈南洋系硬質材の例〉イペ、チーク、ジャラ、アゾベ(ボンゴシ)、アサメラ、セランガンバツ、ウリン(ベリアン)、マサランデューバなど