機能・特性について

Frequently Asked Questions
  1. ホーム
  2. Q&A
  3. 機能・特性について

キシラデコールシリーズや
キシラデコール

Q. キシラデコールのような浸透型塗料の乾燥が遅いのはどうしてでしょうか?
A.

浸透型の木材保護塗料キシラデコールには油変性合成樹脂系のアルキド樹脂が使われています。油変性合成樹脂の乾燥は酸化重合によるもので、一般的に乾燥が遅い分、浸透性は優れています。

乾燥までにかかる時間は気温や湿度など様々な条件に左右されます。
気温が低いと乾燥は遅くなり、特に、5℃以下ではほとんど乾燥が止まってしまいます。また、湿度が高い(85%以上)と結露が発生し、塗装性が悪くなるばかりでなく、着色ムラなどの仕上げ不良を起こします。

強風または降雨時に施工すると、砂じんや水滴などが付着して仕上げ不良を起こす恐れがありますので避けてください。

以下の場合は乾燥遅延を起こすことがありますので、ご注意ください。
湿度が高い場合、低温の場合、塗布量が多すぎる場合、下塗りが未乾燥のうちに重ね塗りした場合、塗料が浸透しにくい木材に塗装した場合、換気が不十分な場合。
乾燥が不十分な場合には、降雨などによって塗料が流れ落ちる可能性がありますのでご注意ください。
塗装後未乾燥のうちに降雨が予想される場合は、塗装箇所に応じた適切な養生をしてください。

Q. キシラデコールカラレス(#101)をヤニ止め剤として使用したいが効果がありますか?
A.

キシラデコールカラレス(#101)は浸透型の塗料で、塗膜を形成せず、ヤニ止め剤としての効果はありません。

固まったヤニはヘラで取り除いてください。柔らかいヤニはアルコールまたはラッカーシンナーで拭き取ってください。

ヤニが気になるようでしたら、脱脂木材をご使用されることをおすすめします。市販のヤニ止めシーラーは使用しないでください。キシラデコールの浸透性を妨げます。

Q. 業務用のキシラデコールとホームセンターなどで売られている家庭用キシラデコールは違うものでしょうか?
A.

販売ルートや容量、缶のデザインが異なりますが、塗料の中身は全く同じキシラデコールです。家庭用キシラデコールも業務用キシラデコールも原材料・仕上がり・耐久性などは同じです。家庭用は一般の方が使用されることが多いので、家庭用品品質表示法に基づき、使用方法をより詳しく解説し、容量を細かく設定しています。

Q. キシラデコールやすらぎ(#120)は一般のクリヤータイプの塗料とどのように違うのでしょうか?
A.

キシラデコールやすらぎ(#120)は、特に白木仕上げの木造建築物用に開発された高性能白木専用保護塗料で、UV(紫外線)カット効果をプラス。白木の風合いを生かしながら木部の劣化・変色を防ぎます。

従来の一般透明タイプの塗料と比較すると耐候性などの木材保護性能は格段に優れています。しかし、美しい白木の仕上がりの良さを維持していくためには、汚れていないうちに行う早めのメンテナンスをお願いいたします。

メンテナンスの時期は樹種、環境、使用場所、塗装方法などにより異なりますが、軒天などほとんど雨や光の当たらない部位で5年以内、外壁、破風、玄関ドアなどで3年以内を目安としてください。

Q. キシラデコールシリーズの防カビ効果は、浴室など水回りや湿度の高い箇所への効果はありますか?
A.

キシラデコールシリーズの防カビ効果は、屋外使用を想定しており、浴室などの湿度が高い箇所では十分な効果は発揮できません。このことから、浴室など湿度が高い箇所でのご使用はお控えください。

Q. キシラデコールはシロアリに効きますか?
A.

キシラデコールに使用されている防虫成分(ピレスロイド系薬剤)は、シロアリに対しても効果があると報告されております。
しかしながら、確実にシロアリに影響を与えるほどの薬剤添加量には設計されておりません。そのため、シロアリに対する効果の有無はわかりません。
シロアリには弊社シロアリ防除剤をおすすめいたします。

詳細は下記をご覧下さい。
シロアリ情報club 
http://www.shiroari-kujyo.jp/

Q. キシラデコールとキシラモンとの使い分け、品質性能はどうちがいますか?
A.

キシラモンの主な役割は腐れ・カビ・シロアリなどから木材を長期にわたり保護することです。

特に、日当り、通風換気、乾燥の悪い床下、そして、雨漏り、水漏れなどで雨水がしみこみやすく、湿気がたまりやすいモルタル壁内部や水まわり部分、またイエシロアリやヤマトシロアリの被害が予測されるときの小屋組みなど、主に建物の構造材を保護するよう工夫調整されているのがキシラモンです。

キシラデコールの主な役割は、屋外木部の保護と着色美装です。
保護は主として防腐・防カビ・防虫効果です。着色は美装のほか、太陽から放射される紫外線によって木材表面のリグニンが分解されることによる木焼けや灰化などの木材の傷みを防ぐ役目があります。

キシラモンでは紫外線による木材の傷みを防ぐことができません。

Q. キシラデコールフォレステージの特長を教えてください。
A.

キシラデコールフォレステージは新処方の製法により「低臭性」を実現した新しいタイプの木材保護塗料です。
「耐候性」「防腐・防カビ・防虫性」「安全性」の各種性能につきましては、キシラデコールと同等です。

キシラデコールアクオステージ

Q. キシラデコールアクオステージについて、F☆☆☆☆ではないのでしょうか。
A.

本品は防腐・防カビ・防虫剤が添加された、屋外用の木材保護塗料です。
木材保護塗料は屋外用塗料のため、F☆☆☆☆を取得することはできません。また室内には使用しないでください。

キシラデコールコンゾラン

Q. キシラデコールコンゾランはシロアリに効きますか?
A.

シロアリには弊社シロアリ防除剤「キシラモン」「タケロック」をおすすめいたします。

Q. キシラデコールコンゾランについて、釘の頭は塗装できますか?
A.

釘の頭には塗装できますが、鉄の釘では錆汁が滲み出ることがありますので、釘頭部分のみ錆止め塗料を塗装してください。

Q. コンゾランとキシラデコールコンゾランを混ぜて使用することは可能ですか?
A.

コンゾランには防腐・防カビ・防虫剤が添加されていません。
保護性能が低下しますので、コンゾランを混ぜて使用することはお避けください。

Q. キシラデコールコンゾランについて、F☆☆☆☆ではないのでしょうか。
A.

本品は防腐・防カビ・防虫剤が添加された、外装専用の木材保護塗料です。
木材保護塗料は屋外用塗料のため、F☆☆☆☆を取得することはできません。また室内には使用しないでください。

キシラデコールインテリアファイン・キシラデコールインテリアファイントップコート

Q. キシラデコールインテリアファインにも木材を保護するための有効成分(木材防腐・防カビ・防虫剤)が含まれているのですか?
A.

屋外に比べて屋内は、微生物などの劣化因子から木材を保護する必要性が少ないため、屋内木部専用として設計されているキシラデコールインテリアファインには有効成分(木材防腐・防カビ・防虫剤)は含まれておりません。

Q. キシラデコールインテリアファインのカラレス(#901)は単独使用できますか?
A.

キシラデコールインテリアファインのカラレス(#901)は、汚れ防止として単独で使用できます。

Q. キシラデコールインテリアファインのピニー(#902)とキシラデコールのピニー(#102)は同じ色でしょうか?
A.

キシラデコールインテリアファインの色はキシラデコールの色に合わせていますが、樹脂が異なるため全く同じ色ではありません。試し塗りを行い色調を確認してください。

Q. キシラデコールインテリアファインを屋外へ使用できますか?
A.

屋内木部用の設計のため、気象条件(紫外線、降雨等)の厳しい屋外使用はお避けください。
屋外木部に塗装する場合は、姉妹品の屋外用キシラデコールシリーズをご使用ください。

Q. キシラデコールインテリアとキシラデコールインテリアファインの違いは何ですか?
A.

キシラデコールインテリアファインはキシラデコールインテリアに比べ、着色力に優れ、外部用キシラデコールの色に近い仕上がりになっております。

Q. キシラデコールインテリアファインをうすめたり、他メーカーの塗料を混ぜて使用してもよいでしょうか?
A.

キシラデコールインテリアファインを調色する場合、キシラデコールインテリアファインどうしの混合はできますが、他メーカーの商品との混合は絶対に避けてください。

他の塗料との混合や溶剤による希釈は、塗料の変質(粘度上昇、ゲル化、固化、撹拌後の顔料分散不良、異臭など)および性能低下(色ムラ、乾燥不良など)を起こし、トラブル要因となります。

キシラデコールUA

Q. キシラデコールUAに木材を不燃化する効果はありますか?
A.

本製品は白華抑制効果を高める塗料です。本製品を塗装しても木材を不燃化することは出来ません。
※塗料単体にて不燃認定は取得していません。

Q. キシラデコールUAは何系の塗料ですか?
A.

キシラデコールUAはウレタン樹脂系塗料です。その他の樹脂系塗料にて国土交通省認定を取得されている場合、認定外となりますので、認定書や仕様を十分にご確認の上、ご使用ください。

コンゾラン(家庭用)

Q. コンゾランを上塗りしたとき、タンニン等の樹液のにじみ(ブリード)を防ぐ良い方法は?
A.

コンゾランの塗膜は通気性があるため、ヤニやシミ等の木材抽出成分を防ぐことができないため、汚れが目立つことがあります。新築施工時、ヤニやシミの汚れは中性洗剤、あるいはアルコールでよく拭き取ってください。脱脂乾燥木材を使用した場合でも、稀にヤニが発生することがあります。

タンニン等の木材抽出成分が滲み出した場合に、ホワイトやライトアイボリーなどの淡い色では淡黄色が目立ちやすくなります。また、濃い色ではヤニのロウ成分が白化した場合には目立ちやすくなります。

Q. 玄関ドアの木部にコンゾランを塗布したところ、塗布面どうしが接着してドアが開かなくなってしまいました。これを防ぐ良い方法はありますか?
A.

コンゾランのの塗膜は密着性が良い分だけ塗膜どうしが接触したときは、逆に剥がれなくなる危険性があります。これを防ぐには、通気性を妨げることになりますが接触する面どうしの塗膜にエアゾールタイプのシリコンスプレーを塗布してください。

水性キシラデコールエクステリア

Q. 乾燥時間の目安をおしえてください
A.

水性キシラデコールエクステリアは、時間をかけて 成分がじっくり木材に染み込むよう 一般的な水性の木材保護塗料より乾燥時間を遅く設定しています。塗り面積の表示は気象条件、塗る木材の種類、状態、塗り方、色などによって多少異なりますが、目安は以下の通りです。

【重ね塗り時間4時間以上、完全乾燥24時間以上】
塗布量が多くなった場合や塗料の吸い込みが悪い木材へ塗装する場合は、乾燥に上記以上かかる場合がございます。完全に乾燥するまでに雨水などが付くと、色ムラがでますので、天気の良い日に塗装してください。

Q. キシラデコールエクステリアどうしの調色はできますか?
A.

キシラデコールエクステリアどうし混合して好みの色を作ることはできます。
缶入りとパウチ袋入りの2種類を用意しております。

Q. ツヤ出し塗料の上塗りはできますか?
A.

水性キシラデコールエクステリアが乾燥すれば塗ることが出来ますが、塗り替え時に塗膜を取る手間が大変ですので、あまりおすすめはできません。

水性キシラデコールウッドコート

Q. 乾燥時間の目安をおしえてください
A.

水性キシラデコールウッドコートの塗り面積の表示は、気象条件、塗る木材の種類、状態、塗り方、色などによって多少異なりますが、目安は以下の通りです。

【重ね塗り時間2時間以上、完全乾燥24時間以上】

塗布量が多くなった場合や塗料の吸い込みが悪い木材へ塗装する場合は、乾燥に上記以上かかる場合がございます。完全に乾燥するまでに雨水など着くと着色ムラがでます天気の良い日に塗装してください。

Q. 水性キシラデコールウッドコートどうしの調色はできますか?
A.

水性キシラデコールウッドコートどうし混合して好みの色を作ることはできます。
缶入りとパウチ袋入りの2種類を用意しております。

Q. ツヤ出し塗料の上塗りはできますか?
A.

水性キシラデコールウッドコートが乾燥すれば塗ることが出来ますが、塗り替え時に塗膜を取る手間が大変ですので、あまりおすすめはできません。