- キシラデコールのような含浸型塗料の乾燥が遅いのはどうしてでしょうか?
- キシラデコールカラレス(#101)をヤニ止め剤として使用したいが効果がありますか?
- 業務用のキシラデコールとホームセンターなどで売られている家庭用キシラデコールは違うものでしょうか?
- キシラデコール「やすらぎ」は一般のクリヤータイプの塗料とどのように違うのでしょうか?
- キシラデコールの防虫効果について教えてください。
- キシラデコールはシロアリに効きますか?
- キシラデコールとキシラモンとの使い分け、品質性能はどうちがいますか?
- キシラデコールフォレステージの特長を教えてください。
- キシラデコール「インテリア」にも木材を保護するための有効成分(木材防腐・防カビ・防虫剤)が含まれているのですか?
- キシラデコール「インテリア」のカラレス(#601)は上塗りにも使えますか?
- キシラデコール「インテリア」のピニー(#602)とキシラデコールのピニー(#102)は同じ色でしょうか?
- Q. キシラデコールのような含浸型塗料の乾燥が遅いのはどうしてでしょうか?
- A.
含浸型の木材保護塗料キシラデコールには油変性合成樹脂系のアルキッド樹脂が使われています。油変性合成樹脂の乾燥は酸化重合によるもので、一般的に乾燥が遅い分、含浸性は優れています。
乾燥までにかかる時間は気温や湿度など様々な条件に左右されます。
気温が低いと乾燥は遅くなり、特に、5℃以下ではほとんど乾燥が止まってしまいます。また、湿度が高い(85%以上)と結露が発生し、塗装性が悪くなるばかりでなく、色ムラなどの仕上げ不良を起こします。
強風または降雨時に施工すると、砂じんや水滴などが付着して仕上げ不良を起こす恐れがありますので避けてください。
- Q. キシラデコールカラレス(#101)をヤニ止め剤として使用したいが効果がありますか?
- A.
キシラデコールカラレスは含浸型の塗料で、塗膜を形成せず、ヤニ止め剤としての効果はありません。
固まったヤニはヘラで取り除いてください。柔らかいヤニはアルコールまたはラッカーシンナーで拭き取ってください。
ヤニが気になるようでしたら、脱脂木材をご使用されることをおすすめします。市販のヤニ止めシーラーは使用しないでください。キシラデコールの浸透性を妨げます。
- Q. 業務用のキシラデコールとホームセンターなどで売られている家庭用キシラデコールは違うものでしょうか?
- A.
販売ルートや容量、缶のデザインが異なりますが、一色を除き*中身は全く同じキシラデコールです。家庭用キシラデコールも業務用キシラデコールも原材料・仕上がり・耐久性等は同じです。家庭用は一般の方が使用されることが多いので、家庭用品品質表示法に基づき、使用方法をより詳しく解説し、容量を細かく設定しています。
*(業務用の「キシラデコールやすらぎ」と家庭用の「キシラデコール白木やすらぎ」は異なります。業務用の「やすらぎ」はより透明感のある仕上がり、家庭用「白木やすらぎ」は塗り忘れ防止のため、薄白色に仕上がるように設計しております。)
- Q. キシラデコール「やすらぎ」は一般のクリヤータイプの塗料とどのように違うのでしょうか?
- A.
キシラデコール「やすらぎ」は、特に白木仕上げの木造建築物用に開発された次世代型高性能白木専用保護塗料です。従来の一般透明タイプの塗料と比較すると耐候性などの木材保護性能は格段に優れています。
しかし、美しい白木の仕上がりの良さを維持していくためには、汚れていないうちに行う早めのメンテナンスをお願いいたします。
メンテナンスの時期は樹種、環境、使用場所、塗装方法等により異なりますが、軒天などほとんど雨や光の当たらない部位で5年以内、外壁、破風、玄関ドアなどで3年以内を目安としてください。
- Q. キシラデコールの防虫効果について教えてください。
- A.
キシラデコールの防虫効果は「木材害虫から木の加害を予防すること」を目的としたもので、「木材害虫を駆除すること」を目的とした殺虫効果とは異なります。このことから、キシラデコールを塗布する以前に木材中に存在していた木材害虫を駆除することはできません。
キシラデコールに使用されている薬剤で、予防効果が確認されている虫は、以下の3種です。
- (1) オウシュウイエカミキリ
- (2) ヒラタキクイムシ
- (3) シバンムシの一種(Anobium punctatum)
なお、気象条件、木材の含水率、木材樹種などの要因により塗布量が足りない場合、また塗料の経年劣化に伴い、木材中の薬剤が変性・劣化した場合は、十分な防虫効果が得られないことがございます。
- Q. キシラデコールはシロアリに効きますか?
- A.
キシラデコールに使用されている防虫成分(ピレスロイド系薬剤)は、シロアリに対しても効果があると報告されております。しかしながら、確実にシロアリに影響を与えるほどの薬剤添加量には設計されておりません。そのため、シロアリに対する効果の有無はわかりません。
シロアリには弊社シロアリ防除剤「キシラモン」をお薦めいたします。
- Q. キシラデコールとキシラモンとの使い分け、品質性能はどうちがいますか?
- A.
キシラモンの主な役割は腐れ・カビ・シロアリなどから木材を長期にわたり保護することです。
特に、日当り、通風換気、乾燥の悪い床下、そして、雨漏り、水漏りなどで雨水がしみこみやすく、湿気がたまりやすいモルタル壁内部や水まわり部分、またイエシロアリやヤマトシロアリの被害が予測されるときの小屋組みなど、主に建物の構造材を保護するよう工夫調整されているのがキシラモンです。
キシラデコールの主な役割は、屋外木部の保護と着色美装です。
保護は主としてカビ、腐朽の防止、防虫効果です。着色は美装のほか、太陽から放射される紫外線によって木材表面のリグニンが分解されることによる木焼けや灰化などの木材の傷みを防ぐ役目があります。
キシラモンでは紫外線による木材の傷みを防ぐことができません。
- Q. キシラデコールフォレステージの特長を教えてください。
- A.
キシラデコールフォレステージは新処方の製法により「低臭性」を実現した新しいタイプの木材保護塗料です。
「耐候性」「防腐・防カビ・防虫性」「安全性」の各種性能につきましては、キシラデコールと同等です。
- Q. キシラデコール「インテリア」にも木材を保護するための有効成分(木材防腐・防カビ・防虫剤)が含まれているのですか?
- A.
屋外に比べて屋内は、微生物などの劣化因子から木材を保護する必要性が少ないため、屋内木部専用として設計されているキシラデコール「インテリア」には有効成分(木材防腐・防カビ・防虫剤)は含まれておりません。
- Q. キシラデコール「インテリア」のカラレス(#601)は上塗りにも使えますか?
- A.
キシラデコール「インテリア」のカラレスは、下塗り用とカタログに記載されていますが、耐侯性はないものの、キシラデコール「インテリアトップコート」と同様に汚れ防止として単独で使用でき、着色剤の色押さえとして上塗りにもお使いいただけます。
- Q. キシラデコール「インテリア」のピニー(#602)とキシラデコールのピニー(#102)は同じ色でしょうか?
- A.
色見本で比べていただくと分かるように、同じ色ではありません。キシラデコール「インテリア」の色の名前は従来のキシラデコールと同じ名前が使われていますが、顔料や樹脂など水性専用の塗料組成になっているため、油性のキシラデコールとは多少異なった色に仕上がります。





