FAQ

Frequently Asked Questions
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  3. 注意・トラブル対処について
Q. キシラデコールは自然発火することがありますか?
A.

塗料が染み込んだボロ布や新聞紙は、塗料が乾燥する過程で発熱・発火する危険性があります。
このことから、かならず十分な水に浸して、廃棄してください。
キシラデコール、キシラデコールフォレステージ、キシラデコールやすらぎ、キシラデコール白木やすらぎ、水性キシラデコールエクステリアが該当商品となります。

Q. 使用したキシラデコールの残りを保管して、後日使うことができますか?
A.

使用後のハケなどの後始末は、乾かないうちに油性塗料用うすめ液でよく洗って陰干ししてください。
残った塗料を保存する場合は、缶のふたをしっかり閉め、雨水、直射日光、高温、多湿、潮風をさけて保管してください(開封後は、なるべく早くお使いください)。

塗装後に残った塗料を廃棄する時、少量の場合は、ボロ布や新聞紙などに吸収させて十分水に浸してから処分してください。
なお、多量の場合は、産業廃棄物として、廃棄業者に依頼してください。
塗料を拭き取ったボロ布などは、自然発火の恐れがありますので、十分水に浸してから処分してください。

Q. キシラデコール塗装で発生するトラブルの主な原因は?
A.

実際の塗装トラブルは、原因が一つで生じることはまれで、複数の原因が重なりあって発生することが多いものです。キシラデコール塗装で発生するトラブルの主な原因は次のとおりです。

  • 1. 高含水率材(乾燥不十分の材・雨天時、あるいは雨天直後)への塗装
  • 2. 塗布量・塗布回数の不足
  • 3. 他の塗料や溶剤との混合
  • 4. 低温時(5℃以下)又は高湿度(85%)での塗装
  • 5. 塗り重ね乾燥時間の不足
  • 6. 被塗布材の塗装前、塗装後の不適切な保管

塗り重ね乾燥時間は、12時間以上必要です。
未乾燥のうちに重ね塗りをすると、乾燥が長引くことがありますのでご注意ください。
雨天の日、多湿時(相対湿度85%以上)、または低温時(5℃以下)の塗装はお控えください。木材が湿っていると塗料の吸込みが悪くなりますので、雨の直後の塗装や水洗いしてすぐの塗装はお避けください。

Q. キシラデコールを塗装したところ、塗装見本色より薄めの色に仕上がってしまったのはどうしてでしょうか?
A.
  • 1. キシラデコールは着色剤として顔料が含まれておりますが、これらの顔料粒子が缶の底に沈殿しています。使用前に十分撹拌しないと上澄み液を塗装することになり、実際より薄めの色に仕上がってしまいます。
    開栓する前に缶を十分に振り、開栓後は棒で良くかきまぜてください。使用中も良くかきまぜてください。
  • 2. 木材の含水率が高い場合、キシラデコールの付着量が不足して色が薄く仕上がります。含水率を測定してください。
    針葉樹材では25%以下、広葉樹材では20%以下になるまで乾燥させてください。
    理想的には15%程度まで乾燥させてください。
  • 3. 木材の種類(新材・古材)、樹種によって吸い込みが異なったり、木肌の色が影響して、仕上がりが塗装見本色と異なることがあります。
  • 4. 塗装前に必ず試し塗りをしてからご使用ください。
Q. キシラデコールカラレス(#101)の屋外での単独使用は、なぜいけないのでしょうか?
A.

キシラデコールカラレス(#101)は、有色キシラデコールの下塗り剤として設計されており、防腐・防カビ・防虫成分は含まれていますが、紫外線をカットする顔料が含まれておらず日焼けや変色を防止できないため、クリヤーとしての単独使用はお避けください。

Q. キシラデコールワイス(#114)は、なぜこまめな塗り替えが必要なのでしょうか?
A.

キシラデコールワイスは、防腐・防カビ・防虫成分の他に耐候性の維持のために顔料(酸化チタン)が含まれておりますが、白色のため汚れが目立ちやすく、また、有色のキシラデコールの中では耐候性が比較的弱い色です。こまめに塗り替えて使用されることをおすすめします。

Q. キシラデコールを塗装したが、間違えて濃い色を塗ってしてしまいました。薄くすることは出来ますか?
A.

キシラデコールは木目の美しさを生かす浸透性タイプの木材保護塗料のため、塗装すると有効成分や顔料が被塗物(木材)に深く浸透し付着します。

そのため一度塗装した色(顔料)を化学的な方法で完全に取り除くことは不可能です。狭い面積ならば木材表面に付着している色(顔料)をサンドペーパーで研磨すれば若干薄くすることは出来ると思います。

従って、キシラデコールを塗装される前に必ず試し塗りをし、仕上がりの色を十分に検討してから塗装されることをおすすめいたします。

Q. キシラデコール塗装後に強い横殴りの雨が降り、被塗装材の桁部位より、雨水と混ざって漆喰壁に流れ、壁や基礎のコンクリートに涙目状に広がり淡黄褐色に汚染した。除去方法は?
A.
  • 1. 木材に含まれている抽出成分が雨水によって溶け出し、漆喰影(アルカリ性)に接触し漆喰壁面を汚すことがあります。これをアルカリ汚染といいます。アルカリ汚染はpHが11以上になると急激に発生します。
    汚染の色は樹種によって異なりますが、一般的には黄色から黄褐色に汚染することが最も多いといえます。
  • 2. アルカリ汚染の除去は、pH7に調整した濃度2~10%の過酸化水素(塗布すると泡が盛んに出る新品を使用する)除去すると効果があります。
    除去後時間を置いてから漆喰で再塗装する場合は、水洗の必要はありません。
    しかし、除去後時間を置かないで再塗装する場合は、水洗後乾燥させる必要があります。
  • 3. 汚染除去が大変な場合は、汚れた漆喰の上に直接カチオン系樹脂塗料を塗装してください。塗装方法は酢酸ビニルエマルション塗料を塗る要領で塗装してください。
Q. 木材に鉄汚染が発生した場合の除去方法は?
A.

鉄クギなどの鉄イオンや銅イオンが木材に付着すると変色を起こします。
鉄イオンは0.8mg/m2で黒色の汚染を生じさせます。この反応はタンニンなどのフェノール性水酸基と鉄イオンが反応して錯化合物(タンニン鉄)をつくり出すことによるものです。

金属汚染はタンニンが多い樹種(マツ・カラマツ・クリ材など)やpHが低い樹種、含水率が高い木材に多く発生します。

除去方法は、シュウ酸(5%)を塗布し、次に第一リン酸ナトリウム(5%)を塗布してください。

※シュウ酸は劇物のため、薬局で購入の際、印鑑が必要です。

Q. 南洋材にキシラデコールを塗ったところ着色ムラが出たのはなぜでしょうか?
A.

アフリカ産より東南アジア諸国から輸入される南洋材に多発する現象です。
水の中に住んでいるバクテリアによって、木材の細胞膜が部分的に食べられ、その部分でのキシラデコールの木材への吸収が多くなるからです。
キシラデコールカラレス(#101)で前処理(下塗り)しても着色ムラを十分に防げないことがあります。

Q. 合板(シナベニアなど)にキシラデコールを塗装すると着色ムラが生じた。その原因と防ぐ方法は?
A.

合板の表層ベニアに接着剤が滲みだしていることが多く、キシラデコールを塗ったとき、吸収量が部分的に違うため斑点や着色ムラが生じたり、ときには色あせが起こります。
多少濃いめに仕上げて、目立たなくするくらいしか方法はありません。

上塗り有色品とカラレスを3:2(または1:1)程度に混合したものを下塗りし、よく拭き上げた後上塗りを行えば多少着色ムラを防ぐことができます。
合板や集成材にキシラデコールを塗装した場合、接着剤に影響する心配はありません。

Q. 木材の劣化や変色の原因は?
A.

木材の劣化や変色はいろいろな要因が複雑にからみあって生じます。日光(紫外線)によって木材表面は「日焼け」を生じ、さらに雨水によって溶脱されて「ヤセ」「灰化」が生じます。

ある種のカビは陽のあたる条件でもよく繁殖し、木材表面や内部を黒く変色させます。木材腐朽菌による腐れや木材害虫(ヒラタキクイムシ・ナガシンクイムシ・シロアリなど)の食害によって木材の強度は大きく低下します。木材の劣化や変色のメカニズムは下図の通りです。