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- キシラデコールは木材防虫剤、木材防腐・防カビ剤を配合した屋外用のステインタイプの油性塗料です。有機溶剤(ミネラルスピリットなど)が含まれていますので、作業中(ハケ塗り可、スプレー不可)および乾燥までは換気を良くし有機溶剤による中毒の防止や臭気の低減に配慮してください。

- 乾燥後は手などが触れても安全上問題ありません。医療機関によるヒト皮膚刺激性試験(パッチテスト)において、確認されています。塗装後の住居において問題となるのは大気中への成分拡散ですが、キシラデコールの有効成分は蒸気圧が低く、大気中に放散されにくくなっています。

- シックハウス症候群(シックビル症候群)や化学物質過敏症では、化学物質に曝露されることが原因となりますが、キシラデコールに使用されている木材防虫剤、防腐・防カビ剤に関しては蒸気圧が極めて低く難揮発性です。また、これら有効成分は木材中に浸透し、樹脂により固着されますので、塗装面からの揮散は実際上ありません。 キシラデコールには、シックハウス症候群(シックビル症候群)の原因といわれるホルムアルデヒドや、厚生労働省の検討会によりこれまで指針値が策定された揮発性化学物質(トルエン、キシレン、クロルピリホス、パラジクロロベンゼン、エチルベンゼン、スチレン、フタル酸ジ-n-ブチル、テトラデカン、フタル酸ジ-2-エチルヘキシル、ダイアジノン、アセトアルデヒド、フェノブカルブ)は使用しておりません。ただし、原料由来でキシレンが微量(1%未満)ながら含有されております。
| 急性経口毒性(ラット) | LD50 >2,000mg/Kg (※) |
|---|---|
| 急性経皮毒性 (ラット) | LD50 >2,000mg/Kg (※) |
| 急性吸入毒性(ラット) | LC50 >5.2mg/L (4時間) |
| 眼粘膜刺激性(ウサギ) | 結膜に対する刺激性のみ認められた |
| 皮膚刺激性(ウサギ) | 中程度の刺激性が認められた |
| 皮膚感作性(モルモット) | 無し(ビューラー法) |
| 変異原性 | Ames試験 陰性 |
(※)最近は動物愛護の観点から、毒性値については>2,000mg/Kgの値があれば毒性上特に問題はないとして、それ以上の値を求める試験はされない傾向にあります。毒物および劇物取締法では、経口は300mg/Kg、経皮は1,000mg/Kgを超える場合は毒劇物に非該当(普通物)です。
キシラデコールには大気汚染防止法 施行令第10条の特定物質に該当する成分悪臭防止法 施行令第1条の特定悪臭物質に該当する成分を使用しておりません。 |
キシラデコールには水質汚濁防止法 施行令第2条で規制されているカドミウム、鉛、六価クロム、砒素、水銀などの重金属成分は使用しておりません。 |
環境ホルモン問題は現在世界的なレベルで取り組まれている課題であり、本件に関する行政の対応は今しばらく時間がかかると思われます。環境省から公表されている内分泌撹乱作用の疑いのある化学物質のリスト(環境ホルモン戦略計画SPEED'98, 2000年11月改訂版)にはキシラデコールの成分は含まれておりません。 *外因性内分泌撹乱化学物質 |
キシラデコールには、PRTR法の第一種指定化学物質(462物質)及び第二種指定化学物質(100物質)に該当するものは使用しておりません。但し、キシラデコールには原料由来で第一種指定化学物質に該当する1.2.4-トリメチルベンゼンが1~2%含まれています。また、キシラデコールやすらぎ及び 白木やすらぎには原料由来で第一種指定化学物質に該当するナフタレンがそれぞれ約3%含まれています。 *PRTR=Pollutant Release and Transfer Register |
キシラデコールの魚毒性はA類相当に区分され、安全性が最も高い分類基準に該当し、魚類への影響の少ない製剤処方となっております。しかし、水棲生物の保護や環境汚染の防止のため、キシラデコールや刷毛・容器の洗浄液は土壌や河川などに廃棄しないでください。 |
キシラデコールは建物の木部の保護着色塗料として使用されます。廃棄の際は建築廃材として無塗装材に準じて廃棄できます。 キシラデコールには法的に廃棄上規制の対象となる成分は使用されておりません。 |
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