部位別塗装について

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キシラデコールシリーズや
キシラデコール

Q. 防腐処理材の上にキシラデコールは塗れますか?
A.
  • 1. 十分乾燥した加圧注入防腐処理材には塗装できますが、試し塗りをして色調を確認してください。
  • 2. クレオソートや撥水剤で処理された木材の場合、撥水性がなくなるまではキシラデコールは塗装できません。
Q. 樹脂分(ヤニ)の多い木材に、暗色系のキシラデコールの塗装を避けた方がよいのはなぜでしょうか?
A.

マツ科の針葉樹材やフタバガキ科の熱帯産の広葉樹材のように樹脂分の多い木材について、特に屋外で使用する場合、暗色系のキシラデコール塗装は避けてください。

暗色系で塗装した表面は光の吸収が良くなるので木材の温度が上がり、木材中の熱可塑性樹脂が溶けて冷却され、樹脂道からヤニとしてしみだします。それが空気にふれて固まり、木材表面に白っぽい、時には黒っぽいかさぶたのようなものをつくります。

このようなヤニは有害物質ではありませんが、美観を損ね、ときには窓枠材などの場合、シーリング材にも悪い影響を与えることがあります。

Q. べランダの手摺り、破風などへのキシラデコール塗装で注意することはありますか?
A.

ベランダの手摺りや破風などは、キシラデコール塗装される箇所の中で色落ち、防カビ性能の劣化が比較的早く生じる部位です。

防腐・防カビ・防虫の保護効果を高めるために、同色のキシラデコールを1回余分に増し塗りすることをおすすめします。

Q. カビで変色汚染した木材にキシラデコールを塗った場合、カビの繁殖は止まりますか?
A.
  • 1. キシラデコールでカビは止まりますが、キシラデコールを塗装する前にカビはなるべく取り除いてください。
    カビによる汚染変色を隠すには、濃色系の色をおすすめします。
    カビの汚れを取るには、市販の木材用カビ取り剤で処理してください。十分水洗・乾燥後キシラデコールを塗装してください。
  • 2. すでに木材が腐朽している場合は、木材を取り替えてください。
Q. 木材に割れ止め剤や難燃剤が塗られている場合、キシラデコールは塗れますか?
A.

木材の干割れ、くるいなどを防止するための割れ止め剤(ウッドファンデーションなど)が塗布してある木材にキシラデコールを塗装する場合は、乾燥に関して若干の注意が必要です。きちんと乾燥させた後、キシラデコールを塗装される場合には問題がありませんが、この種のもので処理された材は、含水率によって仕上がり後の乾燥度合いが大きく変わります。

水分を保持する効果、すなわち、保湿効果があるために、干割れ防止効果などがありますが、逆にそのためにいつまでもべたつくという現象が見られます。十分に乾燥されているかどうかをよく確認してから、色ムラ防止のため出来るだけ濃色系のキシラデコールを塗装してください。

また、木材用難燃剤が浸透または塗布されている場合は、これらの薬剤が塗膜を形成しないタイプの場合は、水性であってもきちんと乾燥させた後ならば、キシラデコールを塗装することは可能です。

しかし、これらの薬剤はメーカーによって成分組成が異なるため、事前に使用されている薬剤の発売元に必ず確認してからキシラデコールを塗装してください。

キシラデコールアクオステージ

Q. ウッドデッキへの塗装性は?
A.

キシラデコールアクオステージは高い着色力と優れた乾燥性があり、ウッドデッキへの塗装に適しています。
しかし、塗膜を作らない浸透型塗料のため、過度な摩擦などにより、比較的短期間に色落ちする場合がありますので、こまめなメンテナンスを心掛けてください。

キシラデコールコンゾラン

Q. キシラデコールコンゾランは床面やウッドデッキ、ベンチなどに塗装できますか?
A.

キシラデコールコンゾランの塗膜は柔軟性、通気性、密着性に優れる反面、その特性上塗装後はべとつき感が残り、キシラデコールコンゾランで塗装した床を歩いたり、ベンチに座った場合やテーブルなどを置いた場合に密着することがあります。このため、デッキなどの床面やキシラデコールコンゾランを塗装した塗面同士が触れる箇所などは接着することがありますので、お避けください。

Q. カビで変色汚染した木材にキシラデコールコンゾランを塗った場合、カビの繁殖は止まりますか?
A.
  • 1. キシラデコールコンゾランである程度カビは止まりますが、キシラデコールコンゾランを塗装する前にカビはなるべく取り除いてください。カビによる汚染変色を隠すには、濃色系の色をおすすめします。
    カビの汚れを取るには、市販の木材用カビ取り剤で処理してください。十分水洗・乾燥後キシラデコールコンゾランを塗布してください。
  • 2. すでに木材が腐朽している場合は、木材を取り替えてください。
Q. 木材に割れ止め剤や難燃剤が塗られている場合、キシラデコールコンゾランは塗れますか?
A.

木材の干割れ、くるいなどを防止するための割れ止め剤(ウッドファンデーションなど)が塗布してある木材にキシラデコールコンゾランを塗装する場合は、十分に乾燥されているかどうかをよく確認してから塗装してください。

また、木材用難燃剤が含浸または塗布されている場合は、キシラデコールコンゾランは塗装することができません。

キシラデコールインテリアファイン・キシラデコールインテリアファイントップコート

Q. キシラデコールインテリアファインは床や廊下への塗装は可能ですか?
A.

耐摩耗性が低いため、手を触れたり歩いたりする部位では、メンテナンスサイクルは短くなります。特に床面など摩擦が激しい箇所にキシラデコールインテリアファインを単独使用した場合、早期に色落ちが発生しますのでご注意ください。

Q. キシラデコールインテリアファイントップコートは床や廊下への塗装は可能ですか?
A.

人が歩行する面や摩擦が生じる面では塗膜が剥がれる恐れがありますので、 キシラデコールインテリアファイントップコートの単独使用やキシラデコールインテリアファインの上塗りとして床用にはご使用できません。

キシラデコールUA

Q. 国土交通省の大臣認定を取得された不燃木材にも塗れますか?
A.

国土交通省の大臣認定を取得された不燃木材(準不燃、難燃を含む)の中には、無塗装での認定を取得しているものもあります。
キシラデコールUAを塗装することで、国土交通省認定外となる可能性がありますので、各建築主事にご相談の上、ご使用頂きます様お願いいたします。
上記以外においてもキシラデコールUAの塗装により国土交通省の大臣認定に影響がある場合があり得ますので、使用者の責任で影響の有無をご確認ください。