エンバイロ先生の保護塗料講座

Dr.Enviro’s protection paints Lesson
  1. ホーム
  2. エンバイロ先生の保護塗料講座
  3. メンテナンス
  4. アルカリ汚染

さらに詳しく

アルカリ汚染

汚染の原因

強い雨により外壁木部の桁部位から木材抽出成分が溶出し、雨水と混ざって漆喰壁に流れ、基礎のコンクリートに涙目状に広がり淡黄褐色に汚染するものです。

木材に含まれるフェノール性物質(タンニンなど)が漆喰、モルタル、コンクリートなどのアルカリ成分と反応し、pHが11以上になると急激に発生します。樹種によって異なりますが、多くは黄色から黄褐色に変色します。

【アルカリ汚染を受けた木材】

防除方法

研磨による汚染部分の削り取り、もしくは漂白剤で汚染着色物質を分解して脱色する方法が一般的です。
汚染した外装材がコンクリートブロックや漆喰壁などの場合は、次亜塩素酸ナトリウム(5%水溶液)のようなアルカリ性漂白剤で分解除去します。
汚染部分が木部の場合、初期の汚染は1%シュウ酸水溶液で除去し、長く放置した汚染はpH7に調整した5%過酸化水素水溶液で除去します。
除去後しばらく放置してから漆喰を再塗装する場合は水洗いの必要はありませんが、時間を置かないで再塗装する場合は水洗後に乾燥させる必要があります。

※シュウ酸は劇物のため、薬局で購入の際、印鑑が必要です。作業時には手袋や保護眼鏡を着用ください。