木材を取り巻く外敵

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さらに詳しく ヤニ汚染

ヤニ汚染

 マツ科の植物に含まれている松脂に代表されるように、ヤニは木材から染み出してくる樹脂成分(油分)です。たとえば太陽光で木材が温められると、木材内部で固まっていた樹脂成分が軟化して木材表面に染み出してきます。
ヒノキ、カラマツ、ベイマツなどの材種に樹脂成分の染み出しが顕著にみられます。染み出した樹脂成分は乾燥すると白色化します。

【ヤニが染み出た木材】

除去方法

 ヤニ(樹脂成分)が乾燥して固まった状態でなければ、エタノールや塗料用シンナーなど有機溶剤を用いて拭き取ることにより除去が可能です。乾燥により白色化して固まってしまうと、スクレーパーで削り取るなど、物理的に除去する必要があります。