キシラデコールの開発コンセプト

建物の外観を構成する軒先、羽目板、下見板、破風、板べい、縁側、ベランダ、そして寸法精度も重要な窓枠、窓格子、戸袋、雨戸、出入り口戸などは、天候(太陽光線、雨、雪、風、熱気、寒気など)や、排気ガス、すす、灰、泥土、ほこりなどの影響を直接受けます。


木材保護塗料には「含浸タイプ」と「造膜タイプ」の2つに分かれます。「造膜タイプ」はさまざまな外的劣化要因を塗膜がガードして木材を守りますが、塗膜自体の劣化によってワレやハガレが生じると木部が痛みやすくなります。一方の「含浸タイプ」は有効成分が浸透して木材を内側から守るのでワレやハガレが発生しにくく、再塗装も簡単です。



微生物や害虫は特に湿度の高い場所や結露しやすい箇所にある木材を好みます。高温多湿という環境にある日本は、特に被害をうけやすいといえるでしょう。カビや木材腐朽菌と呼ばれる数種類の微生物が木材に付着すると着色、汚染、腐食、老化、分解などが進みます。また、害虫による「食害」も木材に甚大な被害を及ぼす要因となります。



屋外でも木材の最大の特徴といえる「美しさ」をいかし、長持ちさせるには「塗装」がもっとも効果的な方法です。木材の表面に膜を作って覆う「造膜タイプ」の塗料では木の風合いがなくなりますが「含侵タイプ」の保護塗料は、有効成分が内側に染み込むので木目や紋様など木材の風合いをそのまま楽しむことができます。


一般家庭で頻繁に塗装作業を行うのは難しいのが現実。部分的に防水・防湿性の塗装をすると、かえって木材を傷めることもあります。屋外に使われる木材には塗り替え周期が長く、また、塗り替えが多少遅れても、木材そのものに交換修理を要するような傷みや腐食が起こらないような塗装材料が望ましいといえます。





