風の輪

北海道常呂町

Information

エリア
北海道・東北
用途
教育・医療・福祉施設
使用部位
外壁:キシラデコール(エボニ)、内装:キシラデコールインテリア(カラレス)、コンゾラン(ホワイト)
使用製品名とメインの使用色
キシラデコール、キシラデコールインテリア、コンゾラン / エボニ、カラレス、ホワイト
設計
五十嵐淳建築設計
http://jun-igarashi.com/
「風の輪」はサロマ湖近くの大平原に建つ、建築家・五十嵐淳氏の作品。
ウナギの寝床のように長く、昔の学校のような素朴な外観が目を惹きます。室内は間仕切りがなく、ずっと向こうまで見渡せる長い空間が特徴的。実はこの建物では現在、オーナーである陶芸家が、家庭に恵まれない子供たちを里子として受け入れ、共同生活を始めています。こうした心のケアを必要とする子供たちの新しいスタートのために、この建物は雄大な北の大地に建てられたのです。

キシラデコールは厳しい自然条件から建物を守ると同時に、子供も大人もゆったりとした気持ちで過ごせるよう、木のぬくもりに包まれたやさしい生活空間を実現しています。

内装には北洋カラマツを原料とした構造用合板を使用、木目がはっきりしていて節もあるその荒々しさは、原木の自然な姿をそのまま演出しています。
キシラデコールインテリアは、仕上がりを意識しない原木の形を手垢や汚れから守ります。室内のアクセントとしてコンゾランのホワイトも使用されています。

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