須磨の家

兵庫県

Information

エリア
近畿
用途
戸建て
使用部位
濡れ縁床、柱、梁、火打ち、戸袋、板塀
使用製品名とメインの使用色
キシラデコール / スプルース
設計
小林建築設計室 設計者:小林一成
敷地は神戸市の北西、須磨ニュータウンの中心地区近く、ゆるやかな丘陵地の頂上近くにあり、特に東南に眺望が開けた角地である。
日当たりと眺望を生かすべく建物の配置は東南部に庭を設け、庭に面して各居室を配することにした。
老後を快適に過ごせる住まいとするため、1,2階共に庭との間に濡れ縁を設け、日本古来の中間領域で季節感に親しみ、日常生活を豊かにすることにした。
米杉材の濡れ縁を支える木造の柱・梁・火打ちも木のぬくもりが感じられるように、米松の無垢材を使用した。
また開口部は経済性に配慮しアルミサッシュとしたが、防犯上雨戸が必要な箇所は既製の雨戸枠を利用して木枠を回し、ピーラー材の戸袋とした。
庭に通風をもたらす杉の板塀を設けるなど木の良さを感じるデザインとした。
これらの木部には浸透性保護塗料であるキシラデコールを塗装し、木肌を生かしながら厳しい自然条件から木部が守られています。

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