時の鐘

埼玉県川越市

Information

エリア
関東
用途
歴史的建造物・景観
使用部位
外装
使用製品名とメインの使用色
キシラデコール / #108パリサンダ
江戸時代には城下町として栄えた小江戸川越。
蔵造りの町並みのほぼ中央に位置する時の鐘は、寛永4年(1627)頃、当時の川越城主酒井忠勝によって建設されたと伝えられています。
現在の鐘楼は明治26年(1893)に起きた川越大火の翌年に再建されたもので、現存する史料によると、4代目の時の鐘であると言われています。高さは約16mで3層構造、木造トタン葺き、関根松五郎を棟梁として建てられました。鐘は重さ700kg余り、外径約82cm、全長約130cm。
寛永の創建からおよそ350年間、暮らしに欠かせない「時」を告げてきた川越のシンボルは、現在、1日に4回(午前6時・正午・午後3時・午後6時)、蔵造りの町並みに情緒ある鐘の音を響かせています。
平成8年(1996)には環境庁主催の「残したい日本の音百選」にも選ばれ、市民はもちろん多くの観光客に愛されています。

時の鐘にキシラデコール(#110オリーブ)が初めて使用されたのは平成16年(2004年)。市の指定文化財である時の鐘を風雨や紫外線、虫害から守るために使用されています。
平成28年に耐震化工事に伴う改修が実施され、外壁にキシラデコール(#108パリサンダ)が使用されました。

平成21年3月から9月まで川越の町を舞台としたNHK連続テレビ小説「つばさ」が放映され、ますます盛り上がる小江戸川越。是非訪れてみたい観光スポットです。

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