毎日の受け取りをもっと快適に 自分の手で作った宅配ボックス! ネット通販が当たり前になった今、荷物の受け取りに悩むことはありませんか? この宅配ボックスは、そんな暮らしの課題を解決するためにDIYで製作しました。 使いやすさと防犯性を考えながら、再配達の手間を減らし、大切な荷物をしっかり守る。 ご家庭でも気軽に導入できる仕様を目指しています。 手作りならではの工夫が詰まった宅配ボックスの魅力を、ぜひご覧ください。 目次 1.設計 2.材料購入 3.部位作製 4.塗装 5.組み立て 6.飾り付けと防犯ワイヤー 7.宅配ボックス完成 1. 設計 DIYで最重要事項は設計です。どのような宅配ボックスを作るのか、簡単でもいいのでスケッチや設計図を作製しましょう。 長さや寸法を考えて、どれくらいの寸法の材料が何個必要か洗いだします。(重要) 今回は1×4の材料を使います。(19mm×89mm) 宅配ボックスの天板部分はドアのように開いたり、閉じたりできるようにアームストッパーを設置します。 底には四隅にゴム足を、盗難防止用のワイヤーもつなげるようにフックも取り付けることにします。 設計図ダウンロード 2.材料購入 必要な材料が分かったらホームセンターに購入に行きますが、あらゆる規格や長さの材が近くのホームセンターにあるとは限りません。 有名な「1×4材」や「2×4材」は大体ありますが、長い物は無かったりなどもあります。 実際に売っている材料の寸法を見て、必要な量を購入します。 また、カットマシンがあるホームセンターでは有料ですが木材を切ってもらうことが可能です。 何度も何度もノコギリで切るのは重労働です。ホームセンターで切ってもらうことがすごくお薦めです。(重要) 木材の下準備:使用する木材の表面や切断面に残っているバリをヤスリで丁寧に取り除きます。 バリを取り除くことで仕上がりが美しくなり、組み立て時の安全性も向上します。 3.部位作製 ①まずは正面と裏面を作ります。板の側面に木工ボンドを塗布し、部材を仮止めします。上下がずれないようにしっかりと合わせます。 木工ボンドで固定することで、後のビス止め作業がスムーズになり、より正確な組み立てが可能になります。 ②横にも板を貼ります。木工用ボンドだけでは強度が足りないので、ビス止めをします。 固定する際は木材の割れを防ぐため、必要に応じて下穴を開けてからビスを打ち込みます。横板は、完成した面同士が嚙み合うように位置を確認してから打ち込みましょう。 一つひとつの接合部を丁寧に固定し、長期間安心して使用できる頑丈な構造に仕上げていきます。 同じ物を2つ作って、正面と裏面が完成です! ③正面、裏面と全く同じ要領で側面×2を作成します。 先ほどよりは短い材料を使い木工ボンドで、上下の位置を合わせて仮止めを行います。横にも板を貼り付けて、下穴を開けてからビスを打ち込みます。 同じように、完成した部位が嚙み合うように位置を合わせておきます。 同じものを2つ作り、側面の完成です。 ④天板(蓋の部分)を作っていきますが、例により全く同じ作り方です。 寸法が違うだけで、木工ボンドで仮止めを行い、横に板を貼り付けて、下穴を開けてからビスを打ち込みます。 これで、正面、裏面、側面、天板が完成しました。 4. 塗装 組み上げてしまうと塗装が難しいです。組み立て前に塗装を行います。 塗料は臭気が少なく使い易い水性キシラデコールエクステリア#802ピニーを使用します。 宅配ボックスの内側は日光や雨があたらないので、1回塗装。外側は耐久力が必要になりますので2回塗装を行います。 ①素地調整(下地処理):塗装において最も重要な工程が素地調整(下地処理)です。 仕上がりの美しさや塗料の塗布量に影響します。 サンドペーパー(P80~100)で素地を軽く研磨し、ごみやケバ、削りカスを除去します。 ②塗料撹拌:顔料や樹脂が缶の底に沈殿しています。長い棒を使って缶の底からよく混ぜてください。 混ぜた後は顔料が均一になるように、蓋を閉めて振ってください。 ※トラブルが多いので撹拌専用動画もあります ③塗装:木目にそって細かい部分や入り組んだ部分から塗装をしましょう。刷毛ムラが多少出ても、DIYなので気にせず気軽にやることも大事です! 水性塗料は水性刷毛、溶剤塗料は溶剤刷毛を使いましょう。水性塗料を溶剤刷毛で塗ると毛がどんどん固まってきます。 塗装したあとはしっかりと乾燥させましょう!(重要) 表面がしっかり乾燥したら裏側を塗装します。 ※キシラデコールシリーズは建築用の塗料です。服に付くと取れません! 汚れてもよい服装や染み込まない保護具を使いましょう。 ④2回目の塗装:1回目が乾いたら、組み立てる前に2回目を塗装しても、組み立てをしてから、外側だけ2回目を塗装してもかまいません。 外側は紫外線や雨にさらされます。2~3回は塗装を行いましょう。 ※動画では組み立てをしてから2回目の塗装をしています。 5.組み立て ①各部位を作り、塗装ができたらいよいよ組み立てに進みます。まずは、底板を受ける部分を取り付けます。動画を見ていただけると分かりやすいと思います。 そのあとに、側面と正面、裏面をビス打ちをしてつなげます。側面は1か所あけておきます。 ②先ほど設置した底面を受ける箇所に板を設置して、少し隙間を開けてビス止めをしていきます。もし雨が入っても隙間があれば水が外にでたり、湿気対策にもなります。 ※木材の隙間があればコーキングで埋めることで水の浸入を防ぎます。 底面をビス止めができたら、最後の側面をつなげます。 ③天板設置:蓋になる部分の天板を設置していきます。まずは、緩衝用のゴムを貼り付けます。両面テープがついていることもありますが、剝がれることがあるので、ビスで止めておきます。 緩衝用ゴムを取り付けたら天板を乗せて、丁番をビスで取り付けます。 天板をつなげたあとに、アームストッパーをつけましょう。アームストッパーが無いとすごい勢いで蓋が閉まるので、危ないです。 お好みの鍵をつければ天板の完成です。(南京錠を付けられるようにしてもOKです) 6.飾り付けと防犯ワイヤー お好みで飾り付けをしていきます。取っ手をつけてみたり、シールやプレートなどでカッコよくしたりしましょう。※宅配ボックスだとわかるようにしましょう。 さらに、底面にはゴム足を設置して、防犯用のワイヤーを取り付ける部位も作りました。 動画(宅配ボックスを自作、DIYしよう!) 7.宅配ボックス完成 すべての組み立て作業を終え、オリジナルの宅配ボックスが完成しました。 設計から材料購入、組み立て、塗装、ビスによる固定まで、一つひとつの工程を丁寧に行うことで、丈夫で実用的な宅配ボックスに仕上がりました。塗装は外側は2回、内側1回で仕上げています。 収納力を確保しながらも、使いやすさと見た目の美しさを両立しています。 これにより、不在時でも安心して荷物を受け取ることができ、再配達の手間を減らすことが可能になりました。 DIYならではの工夫とこだわりが詰まった、世界に一つだけの宅配ボックスの完成です。