使用方法(塗り方、塗装部位、樹種など)について

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キシラデコールシリーズや
キシラデコール

Q. キシラデコールシリーズの塗装に不向きな木材はありますか?
A.

試し塗りで明らかに塗料が浸透しにくい被塗装材への塗装はお控えください。

現場の状況に応じて塗装のアドバイスをさせていただきます。
フリーダイヤル0120-124-123(平日9:00~17:30)までお問い合わせください。

Q. 南洋産の硬い木材へのキシラデコールシリーズの塗装は可能ですか?
A.

南洋系硬質材への塗装は浸透しにくく、乾燥遅延が起こる可能性がありますので、ご注意ください。必ず、試し塗りを行い、確認してから塗装してください。乾燥が著しく遅い場合は、塗装をお控えください。

〈南洋系硬質材の例〉
イペ、チーク、ジャラ、アゾベ(ボンゴシ)、アサメラ、セランガンバツ、ウリン(ベリアン)、マサランデューバなど

Q. 使用前には缶を軽く振る程度でよいでしょうか?
A.

顔料が缶の底に沈殿していることがありますので、使用前によく缶を振り、棒などで缶の底までよくかき混ぜ、塗料が均一になるようにしてください。混ぜ方が、不十分だと、想定よりも薄めの色になってしまい保護効果も十分発揮されません。塗装中もハケで塗料をよくかき混ぜながら使うようにしてください。

Q. キシラデコールの塗装や仕上げで、特に注意しなければならない点は?
A.

1. 塗装効果を上げ、仕上げをよくし長持ちさせるには、木材の乾燥度合いが重要なファクターです。
塗装前の木材の含水率は18%以下としてください。含水率の測定は木材用含水率計で測定してください。乾燥度合いが不十分な場合、キシラデコールに含まれている有効成分が木材の内部まで浸透出来ず、キシラデコールの防腐・防カビ・防虫効果を十分発揮出来ません。

2. 針葉樹材の場合
針葉樹材(ソフトウッド)は材質が柔らかいため、吸い込みがよい部分では顔料濃度が高くなりやすく、着色ムラができやすくなります。無色のキシラデコールカラレス(#101)で下塗り(50g~100g/m2程度1回塗り)してから有色のキシラデコールを2回塗りすることをおすすめします。

3.広葉樹材の場合
広葉樹材(ハードウッド)は材質が硬いため塗料の吸い込みが余りよくありません。木材中に十分浸透させて効果を発揮させるにはキシラデコール有色3回塗りをおすすめします。

Q. キシラデコールを薄めて使用してもよいでしょうか?
A.

1. 他の塗料との混合やシンナーなどでうすめると、キシラデコールの性能が著しく損なわれるので絶対に避けてください。

2. キシラデコールカラレス(#101)と混合して使用することは、耐候性が低下するためお避けください。

Q. キシラデコールを塗る前には下地の調整が必要でしょうか。
A.

塗る面の汚れやごみをウエス(ボロ布)などでしっかり拭き取ってください。また、塗装面全体にかるくサンドペーパーをかけておくと塗料が均一につきやすくなり、着色ムラを防ぎます。汚れがひどい場合は、水拭きか水洗いしてください。

水洗いの後、木材を乾燥させてください。 ワックス及び塗膜のついている塗装面にはキシラデコールは塗れませんので、必ずサンドペーパーなどで完全に取り除いてください。

Q. キシラデコールやすらぎ(#120)は、キシラデコール有色品との混合はできますか?
A.

キシラデコールやすらぎ(#120)は、キシラデコール有色品と混合することが出来ます。
キシラデコール有色品と混合することによって、標準色よりも明るい色に仕上げることもできます。

Q. ツヤ出し塗料は、キシラデコールやキシラデコールやすらぎ(#120)の上に塗れますか?
A.

キシラデコールやキシラデコールやすらぎ(#120)への上塗りはおすすめしておりません。その理由は下記の2つです。

  • 1. 塗り替え時には、剥離していない塗膜も含め全ての上塗りしたクリアー塗膜を剥離してから再塗装する必要があり、メンテナンスに非常に手間がかかります。
  • 2. 上塗りした結果、木材への空気や湿気の自由な出入りが塞がれます。そのような仕様では、キシラデコールを塗装する意味合いが薄れてしまいます。また、通気性が損なわれることにより上塗りクリアーが塗膜のワレやハガレを引き起こす可能性があります。

ただし、キシラコールの仕上げでどうしてもツヤを出したい場合は、クリヤーラッカー、ポリウレタンクリヤー、ワニスなどのご使用は可能です。その際は、キシラデコールが十分乾いてから(少なくとも24時間以上置いてから)塗り重ねてください。

Q. キシラデコールの塗り替えは何年を目安にすればよいでしょうか?
A.

キシラデコールの1回目の塗り替えは2~3年後、以降は5年毎を目安として再塗装してください。ただし、条件によって異なりますので期間を保証するものではありません。

キシラデコール、キシラデコールやすらぎ(#120)の塗り替え時期は、建物の立地条件、とくに気候と地形によって異なりますが、次のような状態になったときに塗り替えてください。

  • (1):汚れが著しくなったとき
  • (2):退色が激しくなったとき
Q. キシラデコールやすらぎ(#120)のメンテナンス方法は?
A.

屋外木部塗装には定期的なメンテナンスは不可欠です。特にキシラデコールやすらぎ(#120)は有色のキシラデコールと比べて汚れが目立ちやすいため、通常のメンテナンスとして塗装面をこまめに清掃し、汚れを落とすことをおすすめします。 キシラデコールやすらぎ(#120)の塗り替えメンテナンスには次の3つの方法があります。

  • 1. 再度キシラデコールやすらぎ(#120)で仕上げる場合は、塗装面を清掃(汚れ、変色が生じている場合は漂白、水洗い、乾燥を十分に行う)後、キシラデコールやすらぎ(#120)を塗装してください。
  • 2. キシラデコール有色品で仕上げる場合は、塗装面を清掃後(特に汚れ、変色が大きい場合は漂白、水洗、乾燥を十分に行う)お好みの色のキシラデコールを塗装してください。
  • 3. キシラデコールコンゾランで仕上げる場合は、塗装面を清掃後お好みの色のキシラデコールコンゾランを塗装してください。
  • ※ メンテナンスの目安については塗装面や塗装部位によって大きくことなります。詳しくは、カタログ及び塗り板見本帳をご参照ください。
Q. 防腐処理材の上にキシラデコールは塗れますか?
A.
  • 1. 十分乾燥した加圧注入防腐処理材には塗装できますが、試し塗りをして色調を確認してください。
  • 2. クレオソートや撥水剤で処理された木材の場合、撥水性がなくなるまではキシラデコールは塗装できません。
  • 3.コールタールの上にキシラデコールを塗装する事はできません。
Q. べランダの手摺り、破風などへのキシラデコール塗装で注意することはありますか?
A.

ベランダの手摺りや破風などは、キシラデコール塗装される箇所の中で色落ち、防カビ性能の劣化が比較的早く生じる部位です。

防腐・防カビ・防虫の保護効果を高めるために、同色のキシラデコールを1回余分に増し塗りすることをおすすめします。

Q. 木材に割れ止め剤や難燃剤が塗られている場合、キシラデコールは塗れますか?
A.

木材の干割れ、くるいなどを防止するための割れ止め剤(ウッドファンデーションなど)が塗布してある木材にキシラデコールを塗装する場合は、乾燥に関して若干の注意が必要です。きちんと乾燥させた後、キシラデコールを塗装される場合には問題がありませんが、この種のもので処理された材は、含水率によって仕上がり後の乾燥度合いが大きく変わります。

水分を保持する効果、すなわち、保湿効果があるために、干割れ防止効果などがありますが、逆にそのためにいつまでもべたつくという現象が見られます。十分に乾燥されているかどうかをよく確認してから、色ムラ防止のため出来るだけ濃色系のキシラデコールを塗装してください。

また、木材用難燃剤が浸透または塗布されている場合は、これらの薬剤が塗膜を形成しないタイプの場合は、水性であってもきちんと乾燥させた後ならば、キシラデコールを塗装することは可能です。

しかし、これらの薬剤はメーカーによって成分組成が異なるため、事前に使用されている薬剤の発売元に必ず確認してからキシラデコールを塗装してください。

キシラデコールアクオステージ

Q. キシラデコールを塗装した箇所に、キシラデコールアクオステージで塗り替えはできますか?
A.

可能です。
ただし、撥水性(水を弾く効果)が残っている場合はそのままでは塗れません。
油性キシラデコールを塗装した箇所に水を落として弾く効果が残っていないことを確認した後に、ご使用ください。

Q. キシラデコールとキシラデコールアクオステージを併用してもよいですか?
A.

キシラデコールと同じ色目でも、色・仕上がりは異なります。
そのため油性タイプと水性タイプを混ぜて使用したり、併用(塗り継ぎ、重ね塗り)することはできません。
また、水性タイプを水で薄めると変質や性能低下の原因となりますので、絶対水を混ぜないでください。

Q. ツヤ出し塗料は、キシラデコールアクオステージの上に塗れますか?
A.

キシラデコールアクオステージへの上塗りはおすすめしておりません。その理由は下記の2つです。
1. 塗り替え時には、剥離していない塗膜も含め全ての上塗りしたクリヤー塗料を剥離してから再塗装する必要があり、メンテナンスに非常に手間がかかります。
2. 上塗りした結果、木材への空気や湿気の自由な出入りが塞がれます。そのような仕様では、キシラデコールアクオステージを塗装する意味合いが薄れてしまします。また、通気性が損なわれることにより上塗りクリヤーが塗膜のワレやハガレを引き起こす可能性があります。ただし、キシラデコールアクオステージの仕上げでどうしてもツヤを出したい場合は、水性タイプのクリヤー塗料のご使用は可能です。その際は、キシラデコールアクオステージが十分乾いてから塗り重ねてください。

Q. 防腐・難燃・準不燃・不燃などの加圧注入木材への塗装は?
A.

薬剤の析出、塗料のはじき、塗装面の汚染や着色不良などのおそれがありますので塗装はお避けください。

キシラデコールコンゾラン

Q. 南洋産の硬い木材へのキシラデコールコンゾランの塗装は可能ですか?
A.

硬質材(イペ、チーク、ジャラ、ウリンなどの南洋材系堅木)は、高密度であり樹脂成分が密着しにくいため、早期に塗膜剥離が生じる可能性があります。

Q. 使用前には缶を軽く振る程度でよいでしょうか?
A.

使用前も使用中もよくかき混ぜ、中身を均一な状態にして使用してください。
仕上がりを均一にするために、こまめに缶を振ることをおすすめします。作業前だけでなく、作業中下げ缶などに塗料を移す前にも行ってください。方法は缶を逆さにして数十回振っていただきますが、長期間攪拌せず沈殿した状態が続いている商品は、振っただけでは解決しないことがありますので、棒などで缶の底面に付着した顔料を擦り落としてからよく振ってください。

Q. キシラデコールコンゾラン下塗り剤を用いてキシラデコールコンゾランの希釈を行ってもよいでしょうか?
A.

下塗り剤には紫外線を防ぐ効果がないことから、キシラデコールコンゾランの希釈剤として使用すると耐候性が低下する可能性があります。
キシラデコールコンゾランの希釈剤としてのご使用はお控えください。

Q. キシラデコールコンゾラン下塗り剤はどのような材に使用すれば良いですか?
A.

古材の塗装時に過剰な吸い込みムラ防止(防腐・防カビ)としてご使用ください。

Q. キシラデコールコンゾラン下塗り剤は単独で使用できますか?
A.

下塗り剤には紫外線を防ぐ効果がないことから、単独での使用は避けてください。

Q. 他の塗料の下塗り剤に使用しても良いですか?
A.

キシラデコールコンゾラン専用の下塗り剤となっておりますので、他の塗料での使用はお控えください。

Q. キシラデコールコンゾラン下塗り剤とキシラデコールコンゾランを混合して使用してもよいでしょうか?
A.

耐候性が低下するため、下塗り剤とキシラデコールコンゾランを混合しての使用は避けてください。

Q. キシラデコールコンゾランを塗る前には下地の調整が必要でしょうか。
A.
  • 1. 新しい木材の場合は、サンドペーパー、ブラシ、ボロ布でごみ、ほこりなどを除去してください。表面が平滑な場合はサンディングなどで目荒らししてください。
  • 2. ヤニや油分の多い木材は、ラッカーシンナーやアルコールで表面のヤニや油分を拭き取ってください。
  • 3. キシラデコールの塗装面は、サンドペーパー、ブラシ、ボロ布、皮スキ、ダスター刷毛等を用いて木地面のぜい弱層、ごみ、ほこり、カビ、藻などを除去してください。必要に応じて、漂白剤(次亜塩素酸ナトリウム水溶液等)でカビ等を除去してください。
  • 4. キシラデコールコンゾラン塗装面の塗り替えの場合は、ぜい弱な塗膜(フクレ・ハガレ)や木地面の劣化部位は除去し、活膜の表面はサンドペーパー(♯120~240)で目荒らししてください。
  • 5. 他の塗料塗装面(ペンキ、ニス、ワックス、サンディングシーラー)などの旧塗膜が残っていると密着不良を起こすことがありますので、サンディングなどで完全に塗膜を除去してから塗装してください。
Q. キシラデコールコンゾランをうすめたり、他メーカーの塗料を混ぜて使用してもよいでしょうか?
A.

キシラデコールコンゾランどうしを混合し、お好みの色をつくることは可能ですが、他の塗料や水などでは薄めないでください。

Q. キシラデコールコンゾランについて、塗膜をどうしても剥がすことができない場合は?
A.

塗膜の除去作業後、やむを得ず旧塗膜が残った場合は、キシラデコールコンゾランの密着性を向上させるため粗めのサンドペーパー(P120~P240)で目荒らししてから塗装してください。その際、旧塗膜との密着性を確認するため、試し塗りを行ってください。

Q. キシラデコールコンゾランの上にニスなど艶出し塗料は塗れますか?
A.

キシラデコールコンゾランの上からニスなどを塗ってつやを出すことはお避けください。

Q. コンゾランとキシラデコールコンゾランを混ぜて使用することは可能ですか?
A.

コンゾランには防腐・防カビ・防虫剤が添加されていません。
保護性能が低下しますので、コンゾランを混ぜて使用することはお避けください。

Q. キシラデコールコンゾランは床面やウッドデッキ、ベンチなどに塗装できますか?
A.

キシラデコールコンゾランの塗膜は柔軟性、通気性、密着性に優れる反面、その特性上塗装後はべとつき感が残り、キシラデコールコンゾランで塗装した床を歩いたり、ベンチに座った場合やテーブルなどを置いた場合に密着することがあります。このため、デッキなどの床面やキシラデコールコンゾランを塗装した塗面どうしが触れる箇所などは接着することがありますので、お避けください。

Q. 木材に割れ止め剤や難燃剤が塗られている場合、キシラデコールコンゾランは塗れますか?
A.

木材の干割れ、くるいなどを防止するための割れ止め剤(ウッドファンデーションなど)が塗布してある木材にキシラデコールコンゾランを塗装する場合は、十分に乾燥されているかどうかをよく確認してから塗装してください。

また、木材用難燃剤が含浸または塗布されている場合は、キシラデコールコンゾランは塗装することができません。

Q. キシラデコールコンゾランは加圧注入処理木材に塗装できますか?
A.

防腐、難燃、準不燃、不燃などの加圧注入処理木材は、薬剤の析出、塗料のはじき、塗膜の汚染や密着不良などのおそれが、また熱処理材は密着不良をおこすおそれがありますので塗装はお避けください。

キシラデコールインテリアファイン・キシラデコールインテリアファイントップコート

Q. キシラデコールインテリアファインを塗装する前に塗装面の研磨は必要ですか?
A.

素地を研磨せずに水性塗料を塗装するとケバ立ちを起こし、逆目の部分が塗料を吸い込み、特にキシラデコールインテリアファインのようなステインタイプではザラつきや色ムラを生じます。

素地調整としてサンドペーパー(木材の状態により、#120~#240程度)で研磨、仕上げ塗装の前に再度サンドペーパー(#400)で研磨して、塗装面を平滑にしてから塗装してください。

※ザラつき、色ムラの防止のため素地の研磨を怠らないでください。

Q. キシラデコールインテリアファインをうすめたり、他メーカーの塗料を混ぜて使用してもよいでしょうか?
A.

キシラデコールインテリアファインを調色する場合、キシラデコールインテリアファインどうしの混合はできますが、他メーカーの商品との混合は絶対に避けてください。

他の塗料との混合や溶剤による希釈は、塗料の変質(粘度上昇、ゲル化、固化、撹拌後の顔料分散不良、異臭など)および性能低下(着色ムラ、乾燥不良など)を起こし、トラブル要因となります。

Q. キシラデコールインテリアファインを攪拌する際に注意する点はありますか?
A.

キシラデコールインテリアファインを攪拌する際、缶を振ることによって生じる塗料中の泡が問題になります。キシラデコールに比べて泡が消えにくいので、そのままではハケの含みが悪く、きれいに仕上がりません。

下げ缶に移した後、泡が消えるのを待って、塗る前に再度、泡がかまないようにハケで軽く攪拌してください。

Q. キシラデコールインテリアファインは加圧注入処理木材に塗装できますか?
A.

防腐、難燃、準不燃、不燃などの加圧注入処理木材は、薬剤の析出、塗料のはじき、塗装面の汚染や着色不良などのおそれがありますので塗装はお避けください。

キシラデコールUA

Q. キシラデコールUAは着色剤の上にクリアーが必要ですか?
A.

白華現象を抑えるために必ず着色剤の上にクリアーを塗装してください。着色剤にも白華現象抑制効果はありますが、トップにクリアーをかけることでより白華現象抑制の効果が期待できます。

Q. キシラデコールUAクリアーは薄めて使えますか?
A.

使用する塗装器具の種類(刷毛等)や、夏場に乾燥速度が速いと感じた時、冬場に作業性が重いと感じた時は、塗料用シンナーで20%まで希釈しての使用が可能です。

キシラデコールやすらぎ防カビ補強下塗り剤(フォレステージ兼用)

Q. 他社品塗料の下塗りでも使用可能ですか?
A.

キシラデコールシリーズ以外での使用は想定しておらず、確認しておりませんので、他社品塗料の下塗りでは使用できません。

コンゾラン(家庭用)

Q. コンゾランは床面やウッドデッキ、ベンチなどに使用出来ますか?
A.

コンゾランの塗膜は柔軟性、通気性、密着性に優れる反面、その特性上塗装後はべとつき感が残り、コンゾランで塗装した床を歩いたり、ベンチに座った場合やテーブルなどを置いた場合に密着することがあります。このため、デッキなどの床面やコンゾランを塗装した塗面どうしが触れる箇所などは接着することがありますので、お避けください。

水性キシラデコールエクステリア

Q. 油性キシラデコールと水性キシラデコールエクステリアを併用してもよいですか?
A.

姉妹品の油性キシラデコールと同じ色目でも、色・仕上がりは異なります。そのため油性タイプと水性タイプを混ぜて使用したり、併用(塗り継ぎ、重ね塗り)することはできません。また、水性タイプを水で薄めると変質や性能低下の原因となりますので、絶対に水を混ぜないでください。

Q. 油性キシラデコールを塗装した箇所に、水性キシラデコールエクステリアで塗り替えはできますか?
A.

できます。ただし、撥水性(水を弾く効果)が残っている場合はそのままでは塗れません。油性キシラデコールを塗装した箇所に水を落として弾く効果が残っていないことを確認した後に、ご使用ください。

Q. 使用前の注意点は?
A.

顔料が缶の底に沈殿していることがありますので、使用前によく缶を振り、棒などで缶の底までよくかき混ぜ、塗料が均一になるようにしてください。混ぜ方が、不十分だと、想定よりも薄めの色になってしまい保護効果も十分発揮されません。塗装中もハケで塗料をよくかき混ぜながらご使用ください。

Q. どんな木材にでも塗れるのですか?
A.

試し塗りで明らかに塗料が染み込まない木材への塗装はお控えください。難燃材、不燃材などへの塗装は薬剤が表面に出てきて、木材が汚れるおそれがあるため、塗装をお避けください。南洋系硬質材などへの塗装は浸透しにくく、乾燥遅延が起こる可能性がありますのでご注意ください。必ず試し塗りを行い、確認してから塗装してください。乾燥が著しく遅い場合は、塗装をお控えください。

〈南洋系硬質材の例〉イペ、チーク、ジャラ、アゾベ(ボンゴシ)、アサメラ、セランガンバツ、ウリン(ベリアン)、マサランデューバなど

水性キシラデコールウッドコート

Q. 油性キシラデコールを塗装した箇所に、水性キシラデコールウッドコートで塗り替えはできますか?
A.

できます。ただし、撥水性(水をはじく効果)が残っている場合はそのままでは塗れません。油性キシラデコールを塗装した箇所に水を落としてはじく効果が残っていないことを確認した後に、ご使用ください。

塗装面に撥水性が残っている場合は、塗料がはじかれることがあります。その際は、サンドペーパーなどで塗装面を十分研磨してください。

Q. 水性キシラデコールウッドコートを塗装した箇所に、油性キシラデコールで塗り替えはできますか?
A.

水性キシラデコールウッドコートは、木の表面に薄い塗膜を作るため、水性キシラデコールウッドコートをご使用後 塗り替えの際に油性キシラデコール、水性キシラデコールエクステリアのような浸透タイプの塗料を使用される場合には、塗装前に必ずサンドペーパーなどで塗装面を十分研磨してください。

Q. 上手に塗装するための注意点はありますか?
A.

きれいな仕上りは下地処理が決め手となります。特に古い木材は念入りに研磨しましょう。
塗り替えの場合は、サンドペーパーなどで旧塗膜や劣化した木材繊維を十分に除去してください。
除去が不十分な場合は旧塗膜や劣化した木材繊維とともに塗膜が剥がれる場合があります。

Q. 使用前の注意点は?
A.

顔料が缶の底に沈殿していることがありますので、使用前によく缶を振り、棒などで缶の底までよくかき混ぜ、塗料が均一になるようにしてください。混ぜ方が、不十分だと、想定よりも薄めの色になってしまい保護効果も十分発揮されません。塗装中もハケで塗料をよくかき混ぜながらご使用ください。

Q. どんな木材にでも塗れるのですか?
A.

試し塗りで明らかに塗料が染み込まない木材への塗装はお控えください。難燃、準不燃、不燃などの加圧注入処理木材は、薬剤の析出、塗料のはじき、塗膜の汚染や密着不良などのおそれがありますので、塗装はお避けください。南洋系硬質材などへの塗装は浸透しにくく、乾燥遅延が起こる可能性がありますのでご注意ください。必ず試し塗りを行い、確認してから塗装してください。乾燥が著しく遅い場合は、塗装をお控えください。

〈南洋系硬質材の例〉イペ、チーク、ジャラ、アゾベ(ボンゴシ)、アサメラ、セランガンバツ、ウリン(ベリアン)、マサランデューバなど