木材保護塗料塗り(WP)について
日本建築学会材料規格「JASS 18 M-307 木材保護塗料」木材保護塗料の品質
容器の中での状態 | かき混ぜたとき、堅い塊がなくて一様になるものとする。 |
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塗装作業性 | 塗装作業に支障があってはならない。 |
乾燥時間(h) | 16以内 |
塗膜の外観 | 塗膜の外観が正常であるものとする。 |
促進耐候性 | 480時間の照射で、ふくれ、割れ、はがれがなく、 色の変化の程度が見本品に比べて大きくないものとする。 |
かび抵抗性 | 試験体の接種した部分に菌糸の発育が認められないこと |
注 かび抵抗性は、日本建築学会材料規格3.9のかび抵抗性試験による。
試験体の接種した部分に菌糸の発育があってはならない。
日本建築学会の定める「建築工事標準仕様書・同解説JASS18塗装工事」で
木材保護塗料塗り(WP)が新設されました(2006年11月)。
さらに、2010年度版の「公共建築工事標準仕様書」「公共建築改修工事標準仕様書」
「木造建築工事標準仕様書」でも各省庁統一基準としてWPが新設されました。
JASS 18 M-307 木材保護塗料は2013年のJASS 18 改定時(第7次)に見直しが行われて、
新たに「かび抵抗性」に関する試験項目が追加されました。
木材保護塗料は「樹脂及び着色顔料のほかに、防腐、防カビ、防虫効果を有する薬剤を含むことを
特徴とする既調合の半透明塗料」と定義され、
上記の性能規格を満たしたものが木材保護塗料と認定されます。
キシラデコールはこの規格を満たし、木材保護塗料塗り(WP)の規格適合品として認定されています。
※木材保護塗料塗り(WP)=Wood Preservatives Stain
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木材保護塗料塗り(WP)JASS 18 M-307 木材保護塗料 (かび抵抗性を含む)