カフェ板とリノベ柱を使って 大容量傘立てをDIY! 傘って、気がつくとどんどん増えてきますよね。 家族分はもちろん、来客用や用途別に分けているうちに、気づけば玄関が傘でいっぱい…というご家庭も多いのではないでしょうか。 そこで今回は、大容量の傘立てをDIYしてみます。 既製品ではサイズや収納本数が合わない場合でも、DIYなら使う場所や傘の本数に合わせて自由に作ることができます。 材料には、扱いやすいカフェ板とリノベ柱を使用します。難しい加工はほとんどなく、DIY初心者の方でも簡単に製作可能です。 実用性はもちろん、玄関に置きたくなるシンプルなデザインの傘立てを作ります。 目次 1.設計 2.材料購入 3.塗装 4.組み立て 5.完成 1.設計 どのような傘立てを作るのか、簡単でもいいのでスケッチや設計図を作製しましょう。 設計図ができたら、長さや寸法を考えて、どれくらいの寸法の材料が何個必要か洗いだします。(重要) 今回は、DIYでも使い易いカフェ板を使用します。カフェ板の側面には「く」の字型の凹凸(サネ構造)が施されているので、板同士を隙間なくつなげることができます。 さらにカフェ板を差し込むことができる溝加工がされているリノベ柱を使用します。 ・カフェ板のサイズ:2000×200×30(㎜)が一般的です。 ・リノベ柱のサイズ:2700×38×89(㎜)が一般的です。(購入されるホームセンターでサイズは確認しましょう。) 傘立ての底は目の細かいステンレスの網を設置して、四隅にはゴム足を取り付けることにします。 設計図ダウンロード 2. 材料購入 必要な材料が分かったらホームセンターに購入し行きますが、あらゆる規格や長さの材が近くのホームセンターにあるとは限りません。 有名な「1×4材」や「2×4材」は大体ありますが、長い材はない場合もあります。 実際に売っている材料の寸法を見て、必要な量を購入します。 また、カットマシーンがあるホームセンターでは有料ですが木材を切ってもらうことが可能です。 何度も何度もノコギリで切るのは重労働です。ホームセンターで切ってもらうことがすごくお薦めです。(重要) 3. 塗装 ホームセンターで木材をカットしてもらえば、いきなり組み立ても可能です。形状によって組み立てた後に塗装をすると塗り難かったり、塗れない箇所も出てきます。 今回は組み立ての前に塗装を行い、そのあとに組み立てを行います。 塗料は臭気が少なく使い易い水性キシラデコールエクステリア#811ウォルナットを使用します。 ①素地調整(下地処理):塗装において最も重要な工程が素地調整(下地処理)です。 仕上がりの美しさや塗料の塗布量に影響します。 サンドペーパー(P80~100)で素地を軽く研磨し、ごみやケバ、削りカスを除去します。 ②塗料撹拌:顔料や樹脂が缶の底に沈殿しています。長い棒を使って缶の底からよく混ぜてください。 混ぜた後は顔料が均一になるように、蓋を閉めて振ってください。 ※トラブルが多いので撹拌専用動画もあります ③塗装:刷毛ムラが多少出ても、DIYなので気にせず気軽にやることも大事です! 水性塗料は水性刷毛、溶剤塗料は溶剤刷毛を使いましょう。 水性塗料を溶剤刷毛で塗ると毛がどんどん固まってきます。 必ず1回目の塗装のあと、乾燥させて2回目の塗装をしましょう。 2回以上は塗装しないと、耐久力がでません。 ④塗装したあとはしっかりと乾燥させましょう!(重要) キシラデコールは酸素で硬化する塗料です。換気が悪かったり、換気が悪かったり、風の動きが少なかったりすると非常に乾きが遅くなります。 室内や工場で塗装した時は、1週間以上乾かないこともあります。 室内で乾燥させる時は、必ず換気をよくして扇風機や送風機を使い風を送りましょう。 4. 組み立て 塗装が完全に乾燥する前に組み立てを行ってしまうと、塗料が剥がれてしまったり、手や服に付着してしまう原因になります。 仕上がりをきれいに保つためにも、ここは焦らず、しっかりと時間をかけて乾燥させましょう。 十分に乾燥できたことを確認したら、いよいよ組み立てに進みます。 リノベ柱は、あらかじめカフェ板を差し込める構造になっているため、組み立て作業はとても簡単です。 ①リノベ柱にカフェ板を3枚差し込みます。外側が木表(表皮に近い側)になるようにしましょう。 木裏(樹芯に近い側)は木材表面が剥がれやすいです。 ②下穴を開ける いきなりビスを打ち込むと木材が割れてしまいます。 まずは、小さな穴を電動工具で開けます。そのあとビス打ちを行います。 ③ビス打ちをする 下穴を開け終わったら、ビス(ネジ)を下穴に合わせてまっすぐ差し込み、電動ドライバーやドライバーを使って打ち込みます。 ビスがしっかり奥まで入れば固定完了です。この工程で側面パーツが1個完成します。 電動ドライバーなどの電動工具を持っていない場合でも心配はいりません。 最近では、電動工具をレンタルできるホームセンターも増えているため、手軽に作業を進めることができます。 ④2個の側面パーツの間にカフェ板を挟んで、同じく下穴を開けたあとビス止めを行います。 反対側も側面パーツとカフェ板をつなぐことで箱型にします。 それで、外枠が完成です。 あとは底から水がぬけるように、底部に網を設置します。 ⑤底板のサイズに合わせて、使用する網の寸法をしっかりと測ります。測定が終わったら、そのサイズに合わせて網を切断していきます。 今回はサビに強く、水濡れにも安心なステンレス網を使用しました。傘立ては濡れた傘を置くことが多いため、耐久性の高い素材を選ぶのがお薦めです。 網を底の大きさにカットできたら、ビスを使ってしっかりと固定していきます。 あらかじめ下穴を開けておくことで、木材の割れを防ぎ、作業もスムーズに進めることができます。 底の大きさに合うように測ってから、網を切断していきます。 ⑥最後に、本体の四隅へゴム足を取り付けます。 ゴム足を付けることで、床との直接接触を防ぎ、水はけが良くなるだけでなく、設置時の安定性や床の傷防止にも効果があります。 動画(傘立てを自作DIYしよう!) 5.完成 BEFORE 大容量の傘立てが完成しました。底は網になっているので水が落ちるようになっています。 水滴が気になる人は受け皿を設置しても大丈夫です。 さらに、名前を書いいたり、小物を飾り付けしても楽しいです。 DIYの醍醐味は、自分の手で考え、工夫しながら形にしていく過程そのものを楽しめる点にあります。 既製品にはない自由さがあり、サイズやデザイン、使い勝手を自分の好みに合わせて作ることができるのが魅力です。 試行錯誤しながら少しずつ完成に近づき、最後に「自分で作ったもの」が目の前に現れたときの達成感は格別です。 使うたびにその過程を思い出し、満足感や愛着が湧いてくる――それがDIYならではの楽しさです! AFTER