キシラデコールコンゾランQ&A

Frequently Asked Questions
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Q. キシラデコールコンゾランとコンゾランとの違いは何ですか?
A.

キシラデコールコンゾランは防腐・防カビ・防虫薬剤を添加し、JASS18M307適合品の業務用です。
また、木材色彩(油性キシラデコールと同色系)の充実したカラーバリエーションにしました。
コンゾラン(家庭用)は防腐・防カビ・防虫薬剤がはいっていません。

Q. キシラデコールコンゾランのピニー(#502)とキシラデコールのピニー(#102)は同じ色でしょうか。
A.

キシラデコールとキシラデコールコンゾランは色見本で比べていただくと分かるように塗膜の厚みが異なります。
従来のキシラデコールと同じ名前が使われていますが、顔料や樹脂などの塗料組成が異なっているため、油性のキシラデコールとは多少異なった色に仕上がります。

Q. コンゾランを購入したいのですが。
A.

長年ご愛顧頂いたコンゾラン(業務用)は2013年3月末をもって終売とさせて頂きました。
今後はコンゾラン後継品のキシラデコールコンゾランをご愛顧頂ければ幸いです。
また中身が同じコンゾラン(ホームセンター用)は従来通り、ホームセンターで販売しております。

Q. キシラデコールコンゾランについて、塗料原液の色と仕上がりの色は同じですか?
A.

原液の色と乾燥後の色は異なります。事前に試し塗りで仕上がり、色合いなどを確認してから塗装に入ってください。

Q. 南洋産の硬い木材へのキシラデコールコンゾランの塗装は可能ですか?
A.

硬質材(イペ、チーク、ジャラ、ウリンなどの南洋材系堅木)は、高密度であり樹脂成分が密着しにくいため、早期に塗膜剥離が生じる可能性があります。

Q. キシラデコールコンゾランを塗装したところ樹液やヤニのようなものが出てきました。
A.

キシラデコールコンゾランの塗膜には通気性があります。これは、木材に吸収された水分をスムーズに放出させ、水分が滞留して木材が腐ったり塗膜の劣化を防ぐためです。

その特徴の一方で、樹液(タンニン・ヤニなどの抽出成分)や、注入された薬剤(難燃剤・防腐剤)なども、キシラデコールコンゾランの塗膜を通過します。

また、樹液を多く含んだ新しい木材では、樹液が木材表面に滲み出ていることがあります。この状態のままキシラデコールコンゾランを塗装しますと、密着不良の原因になり、樹液が塗膜を押し上げることもあります。塗装前にこの樹液をアルコールでよく拭き取り、サンドペーパーにより目荒らしするなどして、木材表面への密着性を高める下地処理が必要です。

塗装面にヤニが発生した場合は、中性洗剤やアルコールで拭き取ってください。

Q. 使用前には缶を軽く振る程度でよいでしょうか?
A.

使用前も使用中もよくかき混ぜ、中身を均一な状態にして使用してください。
仕上がりを均一にするために、こまめに缶を振ることをおすすめします。作業前だけでなく、作業中下げ缶などに塗料を移す前にも行ってください。方法は缶を逆さにして数十回振っていただきますが、長期間攪拌せず沈殿した状態が続いている商品は、振っただけでは解決しないことがありますので、棒などで缶の底面に付着した顔料を擦り落としてからよく振ってください。

Q. 下塗り剤の効果は何ですか?
A.

下塗り剤の効果は古い木材における過剰な吸込みムラ防止です。
なお、キシラデコールコンゾランと同等の防腐・防カビ効果もあります。

Q. 下塗り剤を使用しなかった場合効果は異なりますか?
A.

理論的には下塗り剤はキシラデコールコンゾランより粘度が低く、古い木材へのしみ込みも良いので、ムラ抑制効果が期待できます。ただし、木材や使用される塗料の色により効果は異なりますので、試し塗りによりご確認ください。

Q. 下塗り剤を用いてキシラデコールコンゾランの希釈を行ってもよいでしょうか?
A.

下塗り剤には紫外線を防ぐ効果がないことから、キシラデコールコンゾランの希釈剤として使用すると耐候性が低下する可能性があります。
キシラデコールコンゾランの希釈剤としてのご使用はお控えください。

Q. 下塗り剤はどのような材に使用すれば良いですか?
A.

古材の塗装時に過剰な吸い込みムラ防止(防腐・防カビ)としてご使用ください。

Q. 下塗り剤は単独で使用できますか?
A.

下塗り剤には紫外線を防ぐ効果がないことから、単独での使用は避けてください。

Q. 下塗り剤にヤニ止めの効果はありますか?
A.

ありません。過剰な吸込みムラ防止です。

Q. 他の塗料の下塗り剤に使用しても良いですか?
A.

キシラデコールコンゾラン専用の下塗り剤となっておりますので、他の塗料での使用はお控えください。

Q. キシラデコールコンゾラン下塗り剤とキシラデコールコンゾランを混合して使用してもよいでしょうか?
A.

耐候性が低下するため、下塗り剤とキシラデコールコンゾランを混合しての使用は避けてください。