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高山の町並み

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高山の町並み

岐阜県高山市

Information

エリア
東海・北陸
用途
歴史的建造物・景観
使用部位
外壁など
使用製品名とメインの使用色
キシラデコール / -
飛騨の小京都、高山。
豊臣秀吉の時代に金森長近により、商業経済を重視した城下町として形成されました。城を取り囲んで、東方の台地を武家町、西方の一段低いところに商人町が作られました。商人町は米、豆腐、呉服、雑貨、小間物などさまざまな商品を取り扱う商店街として栄えました。明治の初期までは県庁所在地の岐阜よりも人口が多かったほどです。
現在の町並みは明治初期の大火後に立て替えられ、大半が当時の姿を残しています。町屋は木造で、材料にはヒノキマツの一種が使用されています。前側2階部分の階高は約1.6mと低めですが、建物の中に入るに連れ、高くなっていきます。中に入って見上げてみると、吹き抜け開放感、自然な光の帯が差し込むには心安らぎます。2階の屋根は1階のひさしを越す長さで、軒先の真下には雨どいの役割を果たす用水路が掘られています。

木部の仕上げにはもともと、酸化鉄系の顔料やべにがらが用いられてきましたが、昭和45年(1970)ごろからキシラデコールを防腐と着色の点で評価いただき、使用していただいております。色に関してはより深みを出すために、複数の色を調合しているそうです。

町並み保存の機運は昭和40年(1965)年ごろ地元から「きれいな町を残したい」と声が出たのが始まりです。昭和54年には国の伝統的建造物群保存地区に指定され、落ち着きのある町並みの評価が高く、国内外から多くの観光客で今日も賑わっています。

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