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ショールーム木らり

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ショールーム木らり

岐阜県多治見市

Information

エリア
東海・北陸
用途
宿泊・娯楽・観光・商業施設
使用部位
出窓、窓枠等
使用製品名とメインの使用色
キシラデコール / #111 ウォルナット
設計
永冶建築研究所 設計者:永冶祐太
https://www.yn-a.com/
塗装時期:2020年1月
ショールーム木らりは工場の事務所であった場所からショールームへと改修した建築です。
オーダー家具を製作されている会社のプロダクトを展示する場を求められました。
古い壁や天井を剥がし、新しい壁や天井を設えるという方向性ではない、来訪者が楽しめる、什器と空間が一体化した多治見の風景に根ざせるようなあり方を考えました。
粘土山の山肌の地層が磁器陶器で有名な多治見らしい風景の一つであると思いました。
地層は長い年月をかけ堆積し積み重なる物です。その積み重なる風景を木工所のショールームにふさわしい無垢の木を積層し構成しました。無垢の木の断面の不均質さが与えてくれる雰囲気が空間全体を包みます。
土から磁器陶器が生まれるように、この場所からも年月をかけアイデアを積み重ねたプロダクトが生まれる場となるようにしたいと考えました。
家具製作にあたり端材が捨てられていることを伺いました。
これを空間として、構造として、什器として設えようと考えました。無垢の木板の間に端材を差し込むことで構造が安定し、什器となる板も差し込み展示できる仕組みを考えました。
必要ではなくなったものが必要なものへと変わる空間です。
開口部は外壁のガルバリウム鋼板と対比的に見えるように濃いめの色と出窓とすることで陰影を伴い、印象を与える事のできるファサードとしました。

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