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ふれあいの森2号トイレ

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ふれあいの森2号トイレ

茨城県

Information

エリア
関東
用途
宿泊・娯楽・観光・商業施設
使用部位
内部壁面、天井、軒裏
使用製品名とメインの使用色
油性キシラデコール / ピニー
設計
株式会社横島設計
塗装時期:2024年12月
ふれあいの森公園は、豊かな自然に囲まれた公園です。自然観察会やバーベキュー、芝生での憩いなど、幅広い世代が自然とふれあえる場です。
自然の中に佇むことを設計の出発点とし、素材やかたちに加えて、敷地全体との調和を意識した配置計画としました。
西側は駐車場に隣接しており、車で訪れる利用者、特に犬を連れてくる方にも配慮し、休憩ベンチとリードフックを設置。
東側には、ベンチを配置し、自然のつながりと人の動きが重なる場所となっています。
北側にはバーベキュー施設があり、にぎわいと静けさのちょうど中間に位置する距離感を生み出しています。
建物は大きな木々に囲まれ、木漏れ日の中に静かに浮かび上がるような佇まいを目指しました。屋根のかたちや軒の出、木部のリズムには、森の中に寄り添うようなスケール感を意識し、自然の風景と建築が共存するあり方を追求しています。
主要な木部には茨城県産のスギ材を使用。壁には無節材、天井には特一等材を採用し、素材そのものが持つやわらかな表情と県産材を活かしています。
木材の保護・仕上げには、色は「ピニー」を選定しました。この色は周囲の樹木や自然の色彩とよくなじみ、経年変化が少ないため、設計当初の印象を長く保つことができます。
公衆トイレとして、美観と親しみやすさを維持しながら、維持管理の負担を軽減できることも重要な要素と考えています。
この建築が、時間とともに風景の一部となり、人と自然の「ひととき」を過ごす場となることを願っています。

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